午前中は祭日とあって人が居そうなところだけは避けて境内周辺でドタバタ。
昼頃大いに悩みました。
庫裏裏の草ぼうぼうの草刈りと布団干しの件です。絶妙の天気でしたからね。
しかし「台風8号に・・・」といわれている熱帯低気圧が当地に接近しているという予報があってそれを理由に「何もしない」を選択しました。
奥方はノー天気に洗濯&物干しに動きまくっていましたが私はエアコンの利いた居間で「待機」。
ちなみに「待機」とは態のいい言葉ですが、「何もしないで遊んでいること」を言います。
以前お世話になった会社で、何かとそれを連発する人がいたことから当家ではその語を(うまいこと言いやがると感心しつつ、面白がって)使わせていただいています。
すると、突然強烈な土砂降りが発生。
奥方は発狂したように洗濯物を退避させていました。
「聞いてないよ~」とはいうもののスマホにはそれを警告する情報が幾度か入っていましたね。
「スマホばかり見ていられるか~」は当然の事。
私は「水やりをしないで済んだなぁ~」。
布団など干していたら目も当てられないことになっていました。「待機」で大正解。
問題は13日土曜日(13時から)の今年3回目の盂蘭盆会法要(兼戦没者 8月の法要)。
12日は溜まった花ガラを処分したいですし、雨はカンベンしていただきたいのですがね。
「どうするんだ・・・」と言われても。
私は「弱っちい台風だろうしさっさと行っちまうだろう・・・」の楽観ですが・・・そううまいこと行くかどうか。
激しい風雨の中お参りはムリな話ですね。コロナもそうですが天気のことは「勝手にしやがれ」というか「おまかせ」するしかナイ。
東北北部の水害も気の毒ですが北九州小倉の大火は再び酷いことになっていました。映画館の焼失は殊に無念をお思います。
広範囲の火災延焼になりましたが天ぷら油からの出火原因が報じられていました。
奥方にその件振れば「自宅揚げ物機会極少にして不安なし」とのことでした。
そのキレ者の奥方ですがそういえば数カ月前、あり得ないようなミスをやらかしてご注進したことがありました。
本堂で法要のあと、即座に墓参に行くなどの場合、奥方が堂内ローソクの火の始末をすることになっていますが、私が帰宅してたまたま本堂に用事があって、ふっと後堂前に目をやった際、消火したローソクを受ける真鍮の容器に火が灯って不気味な光を放っているところを見てしまいました。勿論呆然と・・・
その発生メカニズムは古いローソクとカスが溜まったローソク受けに芯切りした芯が入り、その熱で中のローソクが融解、芯の消火が不十分だったためその芯に火が灯ったということですね。要は大型のローソクに火が灯っていたという姿。
その消火用真鍮の容器には蓋が付き物ですが、奥方はその「蓋はしなくてはならない」という掟を破ったのでした。
身の毛もよだつ大チョンボ。南無阿弥陀仏・・・でしたね。
まぁ私も容器の中にローソクの残りをたくさん入れっぱなしにしていましたので・・・「お前が悪い」とも。
思わぬところに不注意からくる大後悔の元は転がっています。
さて、岡崎の法蔵寺再び。近藤勇の首塚以来になります。
古刹であることは勿論、松平家の菩提寺でもあって、ブログでも何度か記しています。
ということで本堂近くの風景、建造物と樹木を二つずつ。
六角堂と東照宮そしてイヌマキにヤマザクラになります。
六角堂といえば当流でいえば御開祖親鸞さんが籠った頂法寺のご縁を思いつきますが、そちらはいわゆる太子堂でした。
その丘の上には東照宮。
当然ながら徳川家の庇護というものが窺えます。
本堂前の樹木2本は市指定天然記念物。
拙寺にもデカイ木はたくさんありますが、指定などされてしまうと「自由に伐れなくなる」というのが困りもの。
牧之原市には余力はないでしょうが拙寺としても指定のメリット・・・無いかも。
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がつお (金曜日, 12 8月 2022 11:20)
指定樹木と言えば親戚の家の木も区の保存樹木と札がついていて伸び切ってしまって区に伐採を申し入れたらそんな指定した記録がない(そもそも保存樹木の制度もない)から知らないと言われたそう
しょうがないんで自前で少しずつ切りながら燃えるゴミでだしたようですが、プレートまで付けてあって「知らない」というのも何なのでしょうね
以降プレートもゴミとなり今では2mほどの高さの太い幹だけ残っています
今井一光 (金曜日, 12 8月 2022 19:27)
ありがとうございます。
樹木等への各種指定の件、今一つワケがわからないところがあります。
指定の意味としては「保存したい」という気持ちであることは間違いないところですが、その指定者が不明で権限がないというのでは意味がないですね。
どちらにしろ一つの名誉を戴くことのみで木そのものの管理と責任は当事者が負うことになるのでしょうね。