松平城 在原氏以来代々の産湯の井戸

ブログにても記している通り、今係争に発展しそうな離婚後の夫(まだ判を押していない)との財産問題と夫逝去後の財産継承問題を抱えるお二人の件を記しましたが、まさに今両方ともギリギリの判断に迫られている様。

 

後者が対する代表の方は「強圧的で最低な人間」(奥さん弁)で80代。「そろそろ痴呆も出てきた」(同)そうで、その方より15歳ほど若い奥様は「時間をかけてただただ待つのも一手」とは言うものの「怒りで夜も眠れない」と嘆いていました。

「精神的にいたぶって各権利を放棄させ出て行ってもらう」作戦が見えていますが、私の注進としては、その寿命について「まかせる」ことは良策でありますが、気の強い奥様だけに感情的になって無茶な返答をしないことを付け加えました。

「強圧的で最低な人間」に対する言葉は、反論として「承服いたしかねる」の一言だけ。それもニッコリが原則。

逆に相手を怒らせてあとあと訴訟になった場合の証拠集めの時期であると。

特に発言を録音して日記に記しておくことなど尚可ですね。

基本は「妻の存在は圧倒的に有利」なのですから。

 

「相手を怒らせてしゃべりまくらせて、自分は決してキレてはいけない」と。キレると周囲の同情もなくなりますからね。

特に「出ていけ!!」の売り詞に「そんならアバよ!!」の捨て台詞は絶対にダメですよ・・・。

その後「早速、録音機を買った」と連絡がありました。

 

前者については私は本人裁判を推奨していますが、彼女の本音としては「調停の色々で疲弊、今後定期的に会社を休むのは辛い」と言い出しています。

以後、地裁で継続して訴訟を維持するのは「ヘロヘロに・・・」とまで。まぁ妥協すること・・・それも選択肢の一つです。

 

私は、毎度の準備書面を用意、証拠となるものを提示しての主張。要は作文。

前回の相手の主張を否定し「イベント」(口頭弁論)にちょいと参加するだけ・・・「大した苦労はない」ことを告げています。

そもそも彼女は調停の帰りに「面白そうな裁判を見て帰る」ほどの好きものですからね。

まぁ私は、後悔しないよう「気張りなさい」と他人事ですが。

 

すると先日「余程裁判所に好かれているのか・・・」と画像が届きました。

よりによって東京地裁からの特別送達、裁判員の招へいです。

「当たり年」と苦笑いしていました。

 

さて松平城

縄張り図は①の通り。

小振りながら戦国期を彷彿とさせる山城です。

曲輪の奥の藪の中にある井戸は「在原氏以来代々、出生に用いられた」と伝わる井戸がありました⑥⑦。

⑧は井戸前から見上げたところ。

谷の底に「密かに」佇むという感じ。夏場は厳しいかも・・・

 

最後の画像が「特別送達」の封書。

私もその機会があればよろこんで参加させていただきます。