相良城本丸跡 相良小学校 その敷地の裏側に

昨日は快晴でホットな一日、例の石材搬入にはベストな日和でした。

積み―おろし―積みの1.5回戦を。

 

奥方はペットボトル1本を差し入れに徒歩で来てくれました。

最近は奥方の石の手伝いは一切なしです。

私も独りでやりきるコツは習得しましたし・・・

「男女に差別はない」が主張される時代とはいえ、この手の仕事は「女は足手まとい」に感じること他なりませんからね。

 

余計なことですが3Kの仕事に関しては女性たちは率先してその「均等」を主張してこないように感じます。

現場を知らないということにもなりますから、やはり女性陣はバリバリ、泥だらけ傷だらけ重いものだらけの世界に飛び込んで自ら「叩き上げ」ていかなくてはね。キレイな仕事をなどと「選んで」いてはその「均等」にはならないでしょう。

 

石を軽トラの荷台に載せたままにして風呂にザブン・・・でその日の仕事をおしまいにし筋肉痛をほぐすことにしました。

何しろ1回戦目の積み込み後、しっかり昼休み(通常は一気にやっつけるまで・・・が基本)を取ってしまいました。

それは腕を守るために長袖のツナギを着込みその暑さのため思わず体力が消耗したからです。

水分補給に関しては「よくもまぁあれだけ飲んだ」と圧巻の補給量でしたが、それだけカラダが欲っしていたからでしょう。

ちなみに「長袖」「長ズボン」のツナギはどうしても石を抱える状況があるため、特に両腕が傷だらけになるからです。

 

相良小学校の裏にバラバラに放ってあった相良城の積み石だった(かもしれない・・・確証はありません)石材をせっせと寺の外構に並べてきましたがあと10個程度を残すのみとなりました。

 

気持ちとしては産廃として砕石されて路盤材となる運命となるならば・・・と拙寺にそれらを集積しようという勝手な発案をしてそれを教育委員会が了承したというもの。

「ご自由にどうぞ」ですね。

またそれらを並べることによって拙寺西側土塁下の土砂の消失に歯止めをかけることができます。

 

奥方から「(あの量の石材を)一人で積み下ろしするヤツは・・」「まぁ一言、異常だ」などとお褒めのことばをいただきました。

作業中も通行人にしろ檀家さんにしろ「よくも・・・」と呆れられたような声をあげてくれますがそれも励みになりますね。

 

しかし私も当初は「大変だ」とは思ったもののやってみたら意外と「大したことなし」の感。

あれだけあった石たちも並べてみれば量的に「少ない」をも感じるくらいでした。

ただし城砦の如く積み上げることはできません。

リフトの如く吊り上げを容易にできるものが無ければその件、無理な話ではあります。

 

下ろす場所を整地するためスコップなどの道具を別に持ち出すわけですが、それは毎度の事。

ところが何故かその日は両手に豆ができ、それが破ける始末。

少々のブランクで案外ヤワになったものです。

 

画像は以前の作業前の図。

本格的梅雨シーズンに入る前にあと11個、やっつけたいですね。