5日ぶりに20℃超えになったといいます。
もうこれで寒さの逆戻りはないのかとは思いますが、全体的に気候の移りは早いですね。
サクラとツツジが混在しているというところも顕著に感じますが、昨日は違う場所でそれぞれ羽蟻の飛翔を見ました。
私の毎年のシロアリ対策は「5月5日」前というのを目途としていますので驚きでした。
遅れをとったということでしょうかね。
対策といっても本堂下は石灰を散布してシロアリが嫌う土壌に改めていますが毎年念のため本堂と庫裏の天井小屋裏に燻煙殺虫剤を散布しています。
よって早速明日あたりに着手したいと思います。
鳥たちが大喜びで羽蟻の飛び立ちを待ち受け空中で競うように啄んでいますので察知できます。
さて、最近は三河にウェイトがかかってブログを記していますが、今テレビ画面を見ていて伊勢の長島を思いつくようになりました。
ウクライナの東部のマリウポリなる地がロシア軍に包囲されて殲滅される寸前の様だそうです。
連日のエグイ画像を見せつけられ、イケないこととは思いつつも、ロシア人嫌いになった人は少なくないのでは・・・
昔、祖父や父がかつての彼らの仕業と性質(たち)を罵っていたことが思い出されます。
「まぁまぁ、過去の事だしロシア人すべてではないのでは・・・」などと私なりの考えでその子供じみた反感についてやれやれ、ニヤニヤしていたわけですが、もはやそれは私も同感、ロシア人許容不可のレベルになってしまいました。
しょうがないですね。大ボスプーチンをひき釣り下ろせるのはロシア国民なのですからやはり責任をもっていただかなくてはね。
洗脳されているとはいっても結局は貴方たちが選んだ「最低」なのですから。
祖父から数えて約100年の嫌悪があったとして今回の件であと100年はその汚名は消えないでしょう。好きにはなれない人々です。そこから差別が生まれていく構図・・・
そのプーチンとその配下のロシア人が行っている隣国ウクライナへの侵攻と都市封鎖、そして大量殺りくを見ていて、私のお頭の中ではマリウポリは伊勢長島か・・・と(相当飛躍していますが)感じてしまうのでした。
プーチンと信長が重なったということですが、真宗門徒にとって信長による石山本願寺の包囲と長島の婦女子含めて問答無用の大量殺人、今言うジェノサイドに相違ないかと。
武力での攻勢、制圧はプーチンも信長も同様と感じたというところです。
その長島では多くの真宗門徒が亡くなっていることがありますが真宗寺院がやはり多いということから近江、三河同様に気持ちが向く地でもあります。
お寺の門を潜り境内に足を踏み込んで、できれば堂内の阿弥陀さんに手を合わせることができれば、それなりの「只今の達成感」を得られるワケで。
ブログでは「元の願證寺は川の中」と記していますがその沈んでいる辺りの陸地側土手下にある聞光寺について。
如何にも真宗系の寺の名で付近にはやはり大谷派の寺が多いので「てっきり・・・」と思って立ち寄りましたがこちらは本願寺派でした(場所はこちら)。
昨日も地震の報から一日がスタートしたわけで、最近は山門にしろ鐘楼にしろ「補強」を施している図などを記し「私自信、さぁどうする」というところ頭を悩ましているのですが、こちらのお寺の山門も鐘楼もその無骨な補強材の設置はいかにも潔く感じます。
山門は地域の独特の形態、輪中を思わす石積みの上に立ちますが
H型鋼をコンクリで固めたベースから山門支柱を支える様に立ち上げていました。
鐘楼も鉄材で4カ所を地上から支えていました。
こちらは地図を見ての通り揖斐川と合流したばかりの長良川と木曽川の3つの川に挟まれる、日本全国探してもそうないようなシチュエーションにあります。
冬季は川を下ってくる風が相当冷たそう。
歴史的に信長以上に河川の氾濫に翻弄された地です。
ということで補強材の数々は震災も加味しての事でしょうが、水害対策でもありましょう。
この地区で山門が流出したお寺の例は多かったようですし。
お内陣の御簾はお西ならではの上品さを醸し出しています。
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