一昨晩のあの東日本震災と同じような場所で起こった地震(6.5強)、私はゼレンスキー大統領のアメリカ連邦議会での講演が終了してしばらく、本堂手前の庫裏を出たところで遭遇しました。
当初は地震などとは思わず、未確認生物が「また庫裏の屋根裏に入り込んだ・・・」と思い込み天井に向って「コラっ・・・」「それにしても何匹いるんだよぉ・・・」などと奇声を発しながらの態でしたが本堂に入って肝をつぶしました。
ギシギシと木がきしむ音と瓔珞の金物がこすれ合って不気味に響く金属音。そこで初めて地震と気が付いたワケで。
まぁ本堂内での体感は生きた心地はしませんね。
牧之原は震度3ということで、いつもの東北地方太平洋側の皆さんからすれば甘っちょろいと叱られそうでそう騒ぐことではありませんが。
横浜の奥の墓道氏からメールがありましたが停電は午前1時30まで続いたとのこと。
「ウクライナの人たちから比べれば天国だ」と加えて自身多少の狼狽えがあったことを反省していました。
ちなみに同じ横浜でも息子の地域は停電はなかったとのこと。
東北のプレートが沈み込む辺りの「地震の巣」とも思われる場所、最近の地震頻発は毎度のこと、気の毒に思います。
当地も他人事ではありませんが、前向きに再び歩き出しましょう。この国にいる限り地震とは付き合って生きていかなくてはならないということなのでしょうね。
それにしても原発は余計です。再びトラブルを起こしていたようですが地震と津波の心配でいっぱいいっぱい。
まったく信用のおけない代物です。せめて何かあったらスグに知らせてもらわなくてはね。無いのが一番。
さて、三河の真宗寺院の件、特に西三河の浄土真宗といえば圧倒的にお東(大谷派)が多いと記しました。
しっかりとお西のお寺も存在していることも記しています(専光寺、誓林寺)が岡崎には拙寺が世話になっている岡崎教務所のある大谷派の三河別院と同様にお西の本願寺派の三河別院もあります。
別院という本山直属の寺院となるとまずは東と西は同じように隣り合わせの如くありますね。
こちらはその前の道路を通過するかしないかのレベルで縁は薄いものがありますが、本堂は築地本願寺を彷彿とさせるモダンないでたち。とはいうものの中身は立ち姿の阿弥陀さんですし開祖親鸞さんの教えという意味でもまったく同じ。
拝読する正信偈も音程は違うもののその重要度は同じです。
最近は母の小田原の実家の法要(本願寺派)は開催されたとは聞きませんので参加もありません。
親が亡くなると親戚が一つ二つと無くなるというのもこの世の常ですね。
画像は本願寺派の三河別院。掲示板も面白いことが記されていますがこのご時節「そうは思えない」という方もおられるかも知れません。
しかし辛いことも悲しいこともいつもニヤリと笑って受け流せれば最高だと思います。
やれることと言えば、ただそれだけ。
それしかできないということもあるでしょうが。
今はとにかくウクライナと地震被災の皆さんに合掌します。
南無阿弥陀仏。
コメントをお書きください