OECD(経済協力開発機構)加盟国中ダントツのビリっけつというのがワクチン三回目の接種率。
あれだけそのブースター接種の効果について言われ続け、時間もタップリあったのに・・・といつものモタ愚図の様。
やはり厚労省の間抜けっぷり、恐れ入ります。
在庫を眠らせての出し渋り。
どこかの時点で「高をくくった」のでしょうが世界に対して甚だしくみっともない話ですし、国民に対してもどう弁解するつもりなのでしょうかね。
しきりに「経済をとめられない」という語を常套句にして「感染拡大はしょうがない」の開き直りの感がまずありますが私は昨日「止めた」ものがあります。
叔母の榛原病院での定期健診の立ち合いの日でしたが、朝になってドタキャンの電話をしました。
外仕事をしていれば鼻水の一つも出てくるくらいの強風ですが、その症状がありました。
それ以外はいたって健常でしたが。
それは「オミクロンの症状は鼻水から」と聞きかじったこともあって、私の気持ち的には「99%OK」とは思いましたが当方としても夫婦であちらに半日以上滞留し、マスクを外した叔母と待合室でバカっ話をするというのも「今節ムリがある」と判断したのでした。
まぁ私の思うその「まわす経済」とやらは①飲みに出歩く②友達とバカ騒ぎする③夜遊びする・・・のことのように感じますがね。画面から抱くトーキョーのイメージですが。
再感染爆発もやむを得ないし無理もない。
さて、先般拙寺にお招きした学芸員の目的は波さんの「御所解」の検証。
まだまだ検証がはじまったばかりで迂闊な事を記せませんが少しずつ先に進んでいるようです。まぁコロナがなければ色々と早く事が前に行ったのでしょうが。
そこでやはりご指摘があったのは保管の方法。
着物の遺物の管理はまず①に各虫たちによる食害で②カビ③紫外線(蛍光灯含む)に注意しなくてはならないということ。
あと④として「あまり出し入れしない」⑤「吊るす」(人に見せるために)などはもってのほか・・・でしょうかね。
②は湿度の上昇、60%を超えると一気にカビが生えやすくなるとのことですが、湿度の急激な変化も生地と刺繍を傷めるので40~60%を維持するがベストとのこと。
今回その存在をお知らせいただいたのが表記の「文化財虫菌害防除薬」です。
前回お越しいただいた先生の「市販の防虫剤はダメ」を聞いて、そのまま桐箪笥に入れておきましたが「コレならOK」と良き防虫剤を紹介いただきました。
後堂に仕舞っている打敷や幕の類の防虫剤はその辺でお気軽に手に入る防虫剤を放り込んでいましたが、それは却って禁忌と、よってなみさんの御所解には、桐箪笥の効果を信じて完全ノーガード状態でしたので。
早速ネットで購入しましたが、何せ驚くほど高価なものでした。
たまげました。やはりプロの使うものは違いますね。
果たして私がその道のプロかどうかは別の話ですが。
届いたら1か月ほど密閉容器にその薬剤とともに入れて目に見えないそれらを完全に駆逐してから保管するのがベストと。
大きくて平たくそして密閉の効く容器を探します。
そして「枕」。折り目部分にそれを挟んで布地のストレスを分散させようというものです。
基本的にこの家に置いておくものではないということを再認識。
最後の画像は学芸員さんが持参した×50の顕微鏡。
当然に覗かしていただいて感服。
緻密な糸の撚りと繊細さがわかりました。
やはりスマホ撮影を試みましたが焦点が合わずに諦めました。特別なアダプターがあるわけで。
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