30日は大晦日の鐘撞の準備の日。
皆さん13時に集まってテントの設営に掃除などそれぞれ思い思い(適当に・・・)動きました。
夕刻前には西に黒い雲。
不穏な天気を感じつつ「寒くなりそうだから温かくしてね」と解散しました。
それにしても年末間近になるとテレビがつまらない。
「アホらしい」の一言でテレビの電源をオフにしている時間が多いのもこのシーズン。
私が一番嫌悪すべきと感じるのが「食べ物系」。特に食レポとかいうパターンは即却下です。
「不味くて喰えたもんじゃあない」などそれを感じたとしても口にすることはないでしょうし、あの一口食してからの「う~ん・・・」(女性が多し)と発するところのワンパターン、かなりムカつきます。
まぁこちらにはチャンネル選択権もあるし、ムカつけば電源オフにしてしまえばそれでお終いですからそれでOKです。
そんな中、昨晩のテレビ好きなのにテレビが見られないというこの時期、お助けいただいた番組がやはりNHK。
BSの「決戦!大阪の陣」でした。
新説、①秀頼は淀殿の言いなりではなかった②秀頼の洪水作戦(大坂城防衛)とそのシミュレーション③徳川方の堤防づくり淀川の流れの変更④その浸水域を利したのが真田丸⑤豊臣方も堀の埋め立てに同意していた(一方的な徳川方の仕業ではない・・・大坂場内に集まった牢人たちが自らの判断で退去してもらうため)・・・⑥しかし左衛門佐(真田信繁)は依然として大坂に残っていたため家康は怒った(オランダの史料から)➆秀頼は夏の陣最後まで和平工作を仕組んでいた・・・などなど。
大坂方が真田信繁と縁を切っていれば夏の陣は起こらなかったか・・・とは言い切れませんが、家康は真田に一目を置いていたわけですね(真田「日本一の兵~ひのもといちのつわもの~」)。
まぁ秀頼間抜け説を流布したのは勝ち戦となった徳川と決まっていますが、秀頼の奇抜で斬新な戦法についても徳川方としても触れたくないところだったでしょうから・・・
真田信繁についての扱いも変化していますがその呼び名から。
番組では何度もその「信繁」の名が出てきましたが今回の番組ではあの本人もその名を知らないという「幸村」などいう語は一切出てきませんでした。
田沼=賄賂というイメージで歴史を読み解く誤りと同様、その変てこな名、史実にない「幸村」の名を一掃することができて嬉しく思いました。
さて、2021年最後の「墓場」は昨日の円徳寺関りで、織田塚を。
やはり大河ドラマでもそのシーンはありましたが責め立てて優位に戦いを進めていた織田信秀が余裕を決めているところに斎藤道三の逆襲を喰らってボロ負けするというもの。
信長公記の記述では5000人の死者が出ていることになりますが、移設された円徳寺の石塔と合わせてもごく少なし。
5000人の埋葬処理がホントにあったかはわかりませんが、現在のこの地は住宅街のごく狭い一画。
5000の仏たちはこの「霞」の中に・・・?
人の「生」の活力は凄いの一言。
過去の遺物(墓)など一掃してしまいます。
この場所はとても分かりにくいところにありますがマップには「岐阜市霞町19」で入力してください。
本年もいろいろありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いいたします。
コメントをお書きください
小山昭治 (金曜日, 31 12月 2021 08:58)
今年一年、ありがとうございました。
説法同様に「流されるまま、流れるまま」それなりに生きて行きます。
私は例のごとくの夜間ハイク。
除夕の鐘は相良海岸で式の準備をしながら聞いています。
良いお年をお祈りします。
今井一光 (金曜日, 31 12月 2021 19:12)
こちらこそありがとうございます。
張り切って参りましょう。
私も「寒~い」と痺れる一日を過ごしましたが、夜間ハイクとは・・・
若い人たちに混ざってそれは・・・強烈に寒そうに感じます。
無理せずご自身大事にしていただきますよう。
ありがとうございました。