相良城リサイクル材としての証 床下照明完成 

 

朝一は計画通り今年最後の処理場に花ガラを搬入。

これは経験則、のんびり午後にでも・・・などといっていたら処理場は大掃除で出た1年のゴミたちを持ち込む車で渋滞になる・・・というもの。

波津のコミュニティセンターの段ボール回収小屋の戸を開けた途端、中から溢れかえっている段ボールが崩れ出てきましたがこの時期はすべてがパンクしやすい・・・

奥方に「もう少々の段ボールと新聞があるが」とのことでしたが私は「もう行かない方がイイかも」と。

私も勢いで突っ込んできましたからね。

 

午後の地頭方処理場の状況が実際にそうなったかどうかは知りませんが、朝オープンしたばかりの処理場はごくスムーズに事が運びました。

 

何しろ最終日には花ガラをカラにしておかないと年初にはいっぱいになってしまいます。

この寺のこの時期、軽トラはフル稼働ですね。

処理場のあとは再び山に行って0.3㎥ほど砂利を積載し、また黒土を梅の木の下に敷設したいため途中の店で購入して帰りました。

 

一昨日は今季初、水屋の前にある餅つき用の石臼にガッチリと結氷がありました。

終日融けないくらいに当地は冷え込みましたが以後寒さは続いています。

先般モルタル詰めにて雨漏り対応をした庫裏の棟(前回の雨ではセーフ。しかし、もっと強く降ったらどうなるか・・・あまり自分の仕事を信用していません)とは反対側の屋根上でケーブルの調整を行いましたが、屋根面を通り過ぎる風の強烈と寒さは半端ではなく、飛ばされそうな勢いにクラクラしながらしがみついていました。雨漏の修繕箇所も確認したいとは思ったもののもはや寒すぎてヤメにしました。

 

風が強くて上には上がることは得策ではないことがわかりましたので午後から今度は本堂床下に嵌まり込みました。

先般も記しましたが、最近は外部から来られるお客さんや地元の見学ツアーの皆さんに本堂の内部だけでなく本堂床下を見ていただく事が多くなりました。

それなら照明があればより見やすくなるだろう・・・と思い、床下に配線を回し、LEDの照明器具を数か所設置しようという試み。

 

これまでは中が暗すぎてよく見えなかったのですが、これで何箇所かの「木組みほぞ穴」のある材(リサイクル材)を確認することができます。

1スイッチで5か所のLEDが点灯する仕掛けで、勿論通常は常にOFFになっています。これなら信用のならない仕事だけに安心というものです。

 

その「木組み」の痕跡こそが相良城廃材を主張するものです。

後付けの提出物控えではありますが「本堂材木の寄進-田沼玄蕃頭」の名をブログで記していました。

照明器具とその配線をしたあとその木組み工作の跡を撮影しようとカメラを首に掛けて黒ネコ舞鶴殿同伴で床下に。

 

こちらは以前大石学氏が床下を覗いている図。

庫裏に一声かけて頂ければスイッチONしてご披露いたします。