WHOからのメッセージが報じられていました。
その言葉の信頼性について大分「眉唾」をもイメージするようになったそちらの事務局長さんですが、そうは言っても地球上の民の健康を成就しようとする医療の叡智が集まる国連の機関。
耳を傾けなくては・・・
その一つが欧州では来年の3月までにあと「70万人が死亡する」(かも・・・)というもの。
ちなみにこれまで欧州では150万人が亡くなっているということです。
欧州ほか北半球は厳冬期。
限られた空間に人が暖をとるために集まると、酷暑の沖縄の逆パターンの様、密になって感染が広がるということですね。
あともう一つ。
「デルタ株のワクチンの感染予防効果は約40%」の件。
昨日も記しましたが時間の経過によってその効果があっという間に無くなることも含めて、「ワクチン2回接種」の完了を証明して何の足しになるの・・・という疑問が発生。
これから外国人労働者を「ドシドシ入れる」のことを聞きましたが、どうなることやら。
また露骨に「安い賃金」を貪る姿というものは結構恥ずかしいこと。
さて、河村城についてその立地の件、南側を「西から東に流れる酒匂川」と記しました。
酒匂川のこの辺りより上流の渓流域からこの山北町岸辺りまでは古くから氾濫によって悩まされた地ですね。
岩流瀬地蔵尊なる祠があります(場所はこちら)がそちらには富士山の噴火による災害の記録を記した碑(文命西堤碑)が立っています。
岩流瀬(がらせ)なる地名からして、この地が散々にその水害にヤ
ラれていたことが推察できますが実はその時、宝永四年(1707)の件になります。
その件、今の私ども静岡県、神奈川、山梨などに住まう人たちは頭に入れておかなくてはならないことです。
そもそもその宝永年間は日本国中ロクでもないような自然災害が頻発したのでしたが、その宝永四といえば今言う南海トラフが動いた年。
大地震+津波で多くの人々が苦しんだのでしたが、その49日目といいます、富士山が噴火したのでした。まさかの追い打ちの自然災害でそれが富士山宝永の大噴火。
現在の富士山のカタチを作った宝永の大噴火でした。
関東にまでその降灰は及んだそうで翌年の作付けに大打撃を与えていますが、だれもがその降灰で今回の災害は「何とか終わった」と安堵するのが人の常。
ところがそののちに起こったのが洪水だったワケです。
メカニズムとしては南海トラフ地震-富士山噴火-大量の降灰-降雨-時間をかけて山間部に積もった灰が大河に流入ー堆積-川底上昇ー堤防決壊・洪水です。
大きな自然災害が起こると「連鎖的に何かが起こること」の例でした。
洪水頻発の理由が明らかになっても当初は対応不可。
多くの時間を要しました、
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