障子堀の次の堀切は木橋 そして本曲輪 河村城

週明けからいよいよ冷え込むという予報あり。

そこで境内のハイビスカスとブーゲンの鉢植えをテラスの2階に移動しました。

昨冬は寒さがいつもよりキツかったようで多くを枯らしてしまいました。

毎晩天気予報(最低気温)を注意して布団に入らなくてはなりません。

 

昨実のブログでは三回目のワクチン接種を政府が決めた8か月を前倒して摂取したいものだ、といった希望を記しましたが、これは先進国安定生活国民のたわごとでしたね。

世界中でその手配ができない国の人々で一回目のワクチンすら接種出来ていない人たちがまたぞろ居るというのに。

 

厚労省はアメリカを主に海外のワクチンや錠剤を緊急承認していますが国産のものについてはその承認にやたらと尻込みをしている感があってイライラさせます。日本からも多くの薬を生産して世界中に届けられればすべてが解消できそうなのに・・・

 

承認のハードルを下げるよう各方面から突っつかれているようですが、「何かあったら訴えられる」のネガティブ要因(薬害)が頭から離れないようで、とにかく「アメリカ」でまず承認されたものを追っかけて承認するというやり方になりますね。

よって国産はなかなか出てこない。

海外産の緊急承認ならばその「責任は海外の製品と、それを承認したアメリカにある」という逃げ口上を用意しておきたいのでしょう。

 

ガースーが退陣した当初はたしか「厚労省を分割する」などという話がありましたが徐々にトーンダウン、まぁ私の知らない世界ですね。

国産の飲み薬とワクチンが出さえすれば、遠慮なくワクチンを打つことができるのですが。

アメリカの顔を立てる意味での薬剤購入もあるのでしょうが、中国の冬季オリンピックの参加をボイコットするかもしれない雰囲気となっているアメリカさんの後は何故か追いかけないという不思議。

人権問題についての温度差があるのでしょうが、そういった雰囲気が充満している中再びまた「憲法改正」の旗を振り回しています。それは坊さんとして賛成しかねるところです。

それは憲法こそ「国から民を守る」ものだからですね。

 

政治の圧力から民を守るもの。

そして政治家を縛るものが憲法です。これ以上のやりたい放題がしたいというのが「改正」という言葉で飾る悪だくみ・・・。

そのように見えてなりませんね。

ましてやこの平和憲法は先の戦争で亡くなった人たちの「命の代償」のようなもの。

死者への敬意、弔いの意味もありますからね。

人間という者は時間が経つと・・・

まぁいつもの「勝手にしやがれ」ですがね。

 

さて、河村城の本郭へ。

城の図面は先に記した城郭体系のものを参照してください。

昨日記した障子堀のある堀切の「石橋」は「近藤郭」に渡され再度そちらから「蔵郭」に堀切で隔てられています。

そちらの堀切を渡すのが復元木橋でした。

 

蔵郭から本郭への続きは本来やはり堀切で隔てられていたはずですが現場はそれらしき跡はなくスンナリと本郭へ④。

➆は石標の隣の祠の裏側。何故か一つだけ大き目の石が。

⑧は本郭から望む山北駅へ下る「茶臼郭」方向。

⑪は西郭と北郭の間の堀切跡でしょうか、現在は堆積によって明らかにはわかりません。

当然この位置となれば酒匂川断崖に続く竪堀に続くというのがパターンです。

 

最後の画像3枚は本郭にあった河村城の件。

石材に彫りかエッチングか、銘板プレートが設置してありました。

現場では光の差し込みによって殆ど読む取ることはできませんし実際、これらを読む気にはさらさらなれませんでしたね。

しかし凝りすぎ。普通の看板でいいのですが。