晴れの特異日について記しましたがどうやら今週の土曜日までは当地は安定しそうでその件とても有難い。
拙寺の報恩講、日中になります。
日中とはいっても逮夜もなくその日は3回に分けてのコロナ禍対応となります。
昨日は駐車場物置の前の陽が当たる場所にデッキチェアを持ち出して、古文書の整理を。この時期晴れの日とあれば半袖シャツ1枚で行動していますが、日陰は少々寒さを感じますので日の下を求めます。
拙寺の蔵書はボロボロで殆どが処分の憂き目とあいなりましたが、リンゴ箱2箱分程度、状態の良いものは残してあります。
その中で、明治初期の相良油田関連の書物をお目当てに探索しますが、依然希望に達しません。
よくもまぁ「こんなに難しいものを・・・」というものばかり。
借りてきた書物を書写したものになりますが、残っているものと言えば浄土三部経から各真宗系の文献の解説書がほとんどです。
電灯の如くまともな灯りもない時代に精魂込めての、読んだり書いたり・・・御先祖様、善知識たちの勤勉と努力を思い知らされます。
その中で何となく手に取って眺めていたのが「中将姫行状記」の1篇でした。その書の係累は他には見つけることができませんので既に処分したということですね。
この書籍は刷り物ですのでクセもなく普通に読み進めることができます。
彼女のお話は伝説、物語性の強いものと了承していましたので、享保年間にこれだけ詳細に記されたものがあったとは驚きでした。
ところがもっと驚いたのがその本を手にしている際に携帯に入った画像です①~④。
私の首都圏の知人で「今がチャンス」とばかりに関西方面に飛び出したのですがその一報が「今當麻寺・・・」ですからね。
當麻寺といえば中将姫・・・そのタイミングはそう滅多にない感動を得ました。
それら画像を見て、私があのお寺に行ったときと同じことと変わったことそれぞれ・・・まず池の中の中将姫のバックは「同じ」。
あの電柱と電線はお恥ずかしい。
そろそろ真面目に交渉して移動してもらったら・・・?
前回それをupした際は角度を変えた画像を選択していました。
そして画像では東西双塔式伽藍の西塔のカバーが外されていることがわかりました(以前の画像はこちら)。
改修工事が終わったということで両塔両立の画は天晴でした。
あのお寺は土日を避ければのんびり独占できるはず、また行きたいものです。
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