新コロのワクチン接種について「3度目」を打てばより効果的である・・・のアナウンスが出てきていたことは承知していました。
その御説の後ろ盾となるかの如く米国のFDA(食品医薬品局)とCDC(疾病対策センター)がその件「推奨する」との発表しました。
それを耳にして「やっぱ商売・・・」を思いました。
そしてワクチンは「如何にも政治的」ということも。
先進国の中でワクチン開発については防疫の面から最大の国家戦略であるという考えがあって、防衛産業としての一角を占め、国の予算がその研究開発に向かっていたことは知られています。
ところがこの国の「国を守る」の方向性ときたら、憲法をいじって戦争をしやすくしたり、航空機、艦船はじめミサイル防衛や新型の武器の開発、調達に傾注してきました。
そこにワクチン等の防疫体制の構築を怠ってきたそのツケが今やってきたというところなのですが、ここにも国の方向性の誤りが露呈してきたということです。
あたかも例のイソップ物語の「風と太陽」を聞かされているようでその単純短絡の思考を連想します。
武装アイテムのみに頼ろうとする姿勢はまさにその「風」ということで。
アメリカのワクチンといえば今日本が最大限お世話になっているのがファイザーとモデルナですね。
それら会社のワクチンをさらにもう1回のお薦めをその企業を抱える米国がお墨付きを与えたということになりますがそれも既定路線だったのでは・・・と穿って考えたくなります。
実際まだその論拠が今一つわかりにくいところがありますが、デルタ株、そしてラムダ株などの新型変異のそれぞれの対応に3回どころか4回目、いや5回、それとも毎年・・・などとそちらの推奨の方の「変化」があり得るかも・・・と思ったのでした。
違う種類のワクチンを接種するのは抵抗がありますから、次もやはり2度接種したファイザーとモデルナへの需要が確かに日本国内でも続きそうです。
ハッキリ言ってアメリカはたくさんの犠牲を出したとはいえ、ワクチン政策での勝利を収めたといってもいいのでしょうね。
この件、日本という国全体を平伏させるに大きなアイテムとなったということです。
「やっぱ商売・・・」とは記しましたがこれは企業レベルとしても当たり前のことですし、米国そのものとして国内企業を後押しするのも当たり前といっちゃあ当たり前の事。
クスリだけに社会的ボランティア精神に立つことも欠かせませんが企業としての存続を掛けた薬品開発への先行投資は巨額。それを米国が国を挙げて防疫リスク管理として予算を配分していたその成果としてそれらのワクチンが完成したという経緯があったのでした。
ただ日本のお偉いさんたちは悲しいかなそこのところに気づかなかった。
米国のその「商売の当たり前」、これは投資に見合う収益が今後見込まれるということの期待。
それを羨むのはお門違いで、我が国が「鉄砲」を買い集めていた時、アメリカはせっせとその「未知との遭遇」を危惧して研究開発のための投資をしてきたのですから。
それに成功したのが現状のアメリカで、その世界では日本は後塵を拝したというのが今の状況になります。
保健所の数もどんどん減らし医科学への研究予算も減らしてきたことの咎を今、日本国民が味わっているという構図です。
ガースーはアメリカに行ってファイザー首脳にワクチンお願い電話を掛けていましたね。
電話なら日本からでも掛けられるという意見がありましたが、それは結果的に袖にされたということでしょう。
要は日本のソーリ殿がアメリカの製薬会社にあしらわれていたということ。
完全にイニシアチブをとられているのです。要は商売上カモにされるということ。
その電話でお願いは勿論「ファイザーのワクチンをお呉れ」です。
勿論、それは購入するということですがファイザーとしてはWHOや世界の眼というものがありますからそうやすやすと「ハイそうですか」とばかりに言えないワケで、また折角の巨額利益が将来に渡って転がり込むであろう「商行為」について「よい子」の従順な返事などできるはずがありません。
また、日本からしてその購入が大層な出費になってもいつもの多額の貿易黒字についてアメリカからつべこべ言われることはなくなります。
この医療資材の輸入をバンバン増やしてその悩ましい貿易問題を解消していけば国内輸出企業にも喜ばれ「一挙両得」ともなりえます。
開発のリスクを負ってきたのは紛れもなくファイザーであり、モデルナです。それらに資金を投入したのはアメリカ。
アメリカ本土で多大なる犠牲者が出ている中、日本にだけいい顔をすることなどあり得ません。
そこのところ大いに理解できますね。
ではガースーは何故にそれを早く仕入れたかったか・・・
それは五輪開催への大義にほかなりません。安全・安心とやらの・・・
ここからは私の推測です。
安心安全をスローガンに掲げるガースーは五輪開催のためにワクチンの接種を進めたのは現実の通り。
そうなると多くのワクチンを手当しなくてはなりませんが、ファイザーにしろモデルナにしろそれだけのワクチンを日本人向けに輸出することは物理的にも難しかったと思います。
日本に生産工場(原液製造は兵庫県)のあるアストラ・ゼネカのワクチンは先般、日本国内での承認がありましたが、それ以前に足りないはずのワクチンを大盤振る舞いで台湾に送ったニュースがありましたね。
接種による死亡例の多さと血栓による副反応の存在から既にそれを接種したいという日本人はいないかも知れません。
それが情報統制によって刷り込まれたイメージの可能性も考えられますが、現状その世界覇権はファイザーとモデルナのみであって他の数あるワクチン候補を凌駕しているというのが実情でしょう。
たとえばガースーが五輪やりたさに揉み手をしながら「ワクチンお呉れ」とファイザー様に懇願したとします。
企業経営者として、色々としがらみはあるにしろ「儲け」についてのみ計略すれば、やはり出荷は約束するにしろ小出しにして当然に条件というものを付するでしょうね。主導権を握っているのはファイザーなのですから。
欲しい時に「呉れ」と言われてホイホイそれに応じることほどのお人よしはありません。それをヌケヌケと「頂戴な~」という方も虫が良すぎるというもの。それもどの国も国民を守るために喉から手が出るほど欲しい代物です。
そもそもそれこそが商売に伴う交渉というものでしょうね。
より良い条件で自社製品を買ってもらうために・・・
そこであった「条件」などを勝手に推測すれば・・・
これまでの大層な投資とリスクの存在をファイザーは説明しながら
①ちょっとやそっとの小銭では用意できませんよ。
②とりあえず年配者限定で出せますがイキナリ全国民分は無理
です。ただしテキトーにそちらで「工面できた」とでもアナ
ウンスするのは自由です。
③日本国内で承認待ちのワクチンが数社あるようですが、その承
認についてできるだけ遅らせてほしい。
④日本国内で臨床を進めているイベルメクチンほか新規開発の
内服錠などがありますがその承認も遅らせてほしい。
・・・などなど。
要はその製薬会社に五輪開催という弱みを握られて、足元を見られたというのがそれ。
製薬会社とアメリカには罪はありません。
真っ当な商行為による条件提示ですからね。
それにまんまと載せられて五輪と国民の命を天秤にかけたというのがガースーの罪で結局のところ今の状況に。
③④など厚労省の匙加減でどうにでもなること。
イイお客さんになって踊らされたというのがガースーと日本の国民だったのでした。
どれだけ儲かったのだろう・・・いやこれからも儲かりまっせ・・・
そのように考えるのが一番しっくりきます。
日本国内製のワクチンが何故にしてここまで遅れているのか。
去年の末頃から「今年の3月までには・・・」などいう話があったほどですから。その遅れに首を傾げるほかありません。
さて、既報の通り当家奥方の「黒にんにくの時間」はもはや半端なものではありません。
まぁ、にんにくの収穫シーズンで今、ピークを迎えたということもありますが、これまでの色々とは気合の入り方が違っています。
私が「にんにく道放浪記」なるブログでも記して、その効能ノウハウを公開すれば・・・と言えば、その手のものは山ほどあるのでそれは「やらない」と。
ではご門徒さんに「健康の押し売り」はどうよ・・・と試食会を催したり「ご試食どうぞ」などの掲示板を出してみたら・・・などと提案しました。
「大澤寺製黒にんにく」など名物になったら面白いかも知れませんが今、色々なところでそれは出回っていますからね・・・。
ただし代金は受け取れません。それをやると捕まります。
食品類の製造販売の認可を正式に得ていっそのこと商売にしてしまおうか・・・いつもの拙寺婦人部にやってもらうという作戦もありましょうが。
相良産のにんにくが大量に手配できてそれがおいしかったら今後の楽しみが増えますね。
とにかく国産の無農薬にんにくは重宝されています。
奥方は今、親戚友人など「欲しい」と名乗り出た人にせっせとそれを送り出して「オイシイ」などと言われては悦に入っているようです。
昨日は横浜の「奥の墓道」氏から画像が御礼とともに送られてきました①。
こんなにたくさん送ったんだ?と聞けば(彼は)「家の子だから」と一言。
なんとなく親身になってその言葉を吐いたようでしたが、私はそれって「彼が気を悪くする言葉」であると指摘しておきました。
高校時代から彼とはつるんでいましたが、あまりに私からの頼み事を聞いてくれるもので、彼はよく自虐的に「オレはお前の郎党家来だな」が口癖でした。
まぁ「人がイイ」というわけで私はそれに甘えているのではありますが。
時に自発的ではありますが一般人には想像できないような無理難題に応じてくれたほどです。
その状況について十分に理解している奥方ですからその手製の品物を送ろうということになったのでしょう。
トーキョーに住まう「女墓場」もそうですが他人様に無理難題を言ってきたのが私ですからね。
今、「奥の墓道」氏も「女墓場」も「黒にんにく お呉れ」とリピーターになっているようです。
こうなるともはや「中毒」ですね。
何事も中毒化(リピート)させること・・・それが商売の秘訣でもありました。
そこでその「家の子」について奥方に講釈したというわけですが「簡単にそう(家の子)とはいうが意味は平安鎌倉期まで遡る歴史用語である」ことを。
画像②が次に釜に入るにんにくたち。
③が昨日届いた青森産。来週にも青森産が届く予定です。今は素材を収集する時のよう。
④が前回完成した黒ニンニク。
3つの釜フル稼働となっています。
今度はにんにく保管用の「冷蔵庫が欲しい」と言い出しました。
1年分のにんにくを買い込む腹かも知れません。
黒にんにくにハマり出した人は周囲に増えています。
奥方はそもそも近くのご門徒さんに指南を受けてからがそのドハマりのスタートでしたね。
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