夕方になって晴れ間がのぞきましたがドカンドカンと比較的「近い」を思う落雷タイムがある不順な一日でした。
それでいて北陸方面が梅雨明けとのことで少々不思議に感ずるところもありますが、あと少々の我慢ともいえて週間予報をあらためて見てみれば以後☼マークが勢ぞろいしていました。
とりあえずは梅雨という嫌悪すべき時間ははやいところクリアしていただきたい。
昨日の法要では蓮如さんの御文「五帖―十六 白骨」の件
「一生すぎやすし
今に至りて たれか百年の形体を
保つべきや」
「百年の形体」について少々。
故人の年齢が九十六歳だったということもありますが、その「難しい」形体の維持をし続けて生きること、生かされている奇特とその一所懸命の姿を追いかけてそれに追いつけずとも今度は「私」が気張って生きることの気概、その大切さについてお話させていただくました。
要は与えられた「私の人生の<時間>」、「その時」まで気合を入れて生きるといったところでしょうか。
ネガティブ(四門出游)から始まる人生の希望です。
私の叔母が大腿骨を骨折して病院付属の介護施設に入所していることをブログでも何度か記していますが浜岡の独り住まいからそちらに入ってスグ「電話で話を付ける」といいながら「今スグ出せ」の主張をしていたのでしたが、だんだんと落ち着き尚慣れて今はその場を楽しんでいるとのこと。
最近は「頼むから歩き回らないでくれ」と担当者が説得しても「ちょっと遊びに行ってくる」といいながら施設内リクレーションルームやら他の入所者の部屋に行き浸っているとのこと。
友達ができたというか対応力の速さにおそれいったところです。「黙っていれば御飯が三食出てくる」「独りで居るより楽しい」「環境は快適」ということがわかったようでそれはそれで私はひと安心したところです。
施設の危惧としては活発に動くので「また転んで骨折するかも・・・」と心配の談。事前にそのときの了解を求めてきたほどです。
活発に動いてくれるならそれでOKです。
転ぶことを考えていたら何もできなくなってしまいますから。
その蓮如さんの御文の記述、あっという間の「百年」について語ったあと、帰宅すれば叔母の施設から前1か月の締めの請求書と叔母からのメッセージが届いていました。
昨日は私の「体力の消耗キツイ」とボヤきましたが叔母の方はいたって元気、痴呆の進行もないそう。
ワクチンの2回を打っても副反応一切ナシでますます活発といいます。
叔母の暑中見舞いのカードには驚き。
手書きで「百才迄生きる」と仰天の宣言が・・・。
奥方が「それじゃあ こっちがお先に!!」とひっくり返っていました。
真似しようにも真似できない偉大な宣言ですね。
奥方は私の父→母→叔母と介護の連続でした。そのうち彼女の母親がその列に加わるでしょうからすべての介護を全うできたとしてもスグに自身が介護される身となってしまいます。
そして他にも奥方はその父親と叔母の葬儀も出しています。
人生いろいろといいますが、世には一切介護も葬儀も出したことナイという方々もおられますがすべてケロっとこなしています。
最後には私もその列の最後に加わるということになります。
さて、7月13日の静岡新聞。
相良波津にいらした秋野氏の投稿です。
相良油田についての重たい思いが伝わってくる一文です。
その太平洋岸で一番の良質な油について地元では最近かなりトーンダウンしているきらいがありますが、そんな焦燥感も滲み出ているかと。
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