檀家さんに仕事でアスベストを取り扱い、肺がんとなって亡くなった方がいましたが、ご当人はそのアスベストが直接の病因となったことについて(当人はうすうすは知っていたかもしれませんが)生前、体調万全ではない中その手のボヤキについて私には一切することはありませんでした。
亡くなったあとからその件ご遺族から聞いたのでした。
国からの給付の決定がありましたが、そのあとのことは私にはわかりません。
・・・本当に気の毒なことだと思います。世の中にはそのリスクについてまったく知らないで病気になって亡くなった方はたくさんいらっしゃいますからね。
いつかの寒い朝、火葬場から自宅に向かって歩いていると車の向きが違うにも関わらず急ブレーキに近い停まり方をして「乗る?」と声掛けしてくれたその人です。
その優しい言葉が忘れられませんね。
先日は石標の移動工事を手伝っていただいた石工の若者と雑談。
既に10年以上の付き合いとなりますから若いといっても私よりは・・・ということで最近はどちらも「若くない」が口癖になっていますが・・・。
そこで初めて聞いたこと。
彼は実は喘息という病を抱え「既に5回は・・・」過呼吸で救急搬送されているとのこと。
重量物を難なく持ちあげるどその屈強さには圧倒されていましたが、案外人には弱みがあるもので驚いたところでした。
私はその彼の喘息には心当たりがありました。
当人はとっくに気づいているはずですが・・・
墓石等に銘を彫る際はその相手の形状を見てサンドブラスターというコンプレッサーに金剛砂を使った移動式の彫刻機を使用する場合と手彫りがありますが、その両方とも彼の担当になっています。ダイヤモンドカッターでの切削や手彫りでは相当量の粉塵を吸い込むでしょう。
親方が近くに居ましたのでその件触れませんでしたが、ひょっとして「労災」に近いものがあるのではないかと。
以前も私どもが蔵の埃を吸って肺炎になって苦しんだことを記しましたが、毎度毎度あの石の微粉末を吸い込んでいたら肺をヤラれることもあろうかと。
たまたまアスベストではなかっただけで、肺に空気以外の微粒子を吸い込むこと、肺の機能を劣化させることは確かでしょう。
たばこも同様のはず。
人はどんどん年を重ねていきますので、数年後の彼の体調について「大丈夫?」の思いがしてくるワケです。
私と言えば昨日(「ブラボー」)の通り朝の「2B」(二打席連続)に気分よく一日を過ごさせていたただきました。
午前中のオオタニサンのB(ブラボー)は私の元気のもと。
「奥の墓道」氏はHR×2に勝ち投手を加えたの3Bを期待するといいますが、勝ち投手+HR1本で満足しましょうよ。
いくらなんでも。釘付けの一日になりそうです。
画像は雲の動きを見て前橋へ・・・といつもの友人、女墓場から。
「関越(自動車道)で前橋で降りれば・・・」といいますが、私にとっては未知、想像外の場所。たまたまそちらは雨がナイと踏んだよう。行動力があってイイ・・・ただしもし私なら・・・(そんなところ行かずに)「厩橋城に顔を出すよ」と嫌みの一つ二つ。
私と東京在住の「女墓場」兼「山女」は新コロの再爆発も五輪開催もまったくあずかり知らぬところ・・・何から何までアホくさくて。
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