昨日も好天ながら午前は肌寒さをも感じました。
そんな中、拙寺本堂での葬儀式が執り行われました。
たまたまこの日曜日に法事が入っていず葬儀が決まったのでしたが以前「その時は頼む」と申し付けられていたお宅とは違います。突然の訃報でした。
いつもと違ったのは私のいつも着座位置、阿弥陀如来正面に曲録(導師用椅子)を初めて持ち出したこと。
正座が辛くなりつつある「お年頃」で、奥方から「コレをそろそろ使いなさい」の指示によるもの。
経机をそれに合わせなくてはなりませんので作業は少々増えますがラクにやらせていただきました。
参列者御一同、「寒い寒い」。本堂の寒さを味合わせてしまいましたが、ひたすら耐えていただきました。
まぁホールの使用だったらそういうことはなかったワケですが・・・
お寺での葬儀は荘厳さによる重みがありそれに回帰することは良き事と思いますが、当方奥方はへとへとになっているよう。
賽銭箱を動かしたり矢来を撤去したり結構な力仕事がありますからね。
以前だったら賽銭箱の移動も二人で平チャラでやっていましたが大分重量物にはへこたれるようになっています。
私も久しぶりのその移動に「やたらと重い」を感じてしまい奥方側にキャスター付きの台を差し込んで対応しました。
先日は親鸞さんの言葉を記しましたが「娑婆の縁 尽きる・・・」ということ=「力なくして おわる時」とありますので「力がない」を思うのは・・・やはり「縁の尽き」が迫っているのでしょう。
昨日午後にお会いした浜岡在住の方はここ2週間前に相良の某施設に母親を入所させたとのこと。
そちらは養護老人ホームの類ではなく、自由意志で比較的楽なスタンスで入所できるものです。そのお母さんの状態は悪くなく介護認定はナシ。ただ骨折退院後に、少々痴呆が進んだ程度といいそもそもそちらへの入所は当人が希望したものだったそう。
ところが入所して数日後仕事先であろうが自宅であろうが「こんなところに入れやがって、早く出せ」の電話があり、それをなだめるためにここ毎日のように相良に来ているとのこと。
聞けば携帯電話の持ち込みは自由とのことでそれには驚かされました。
私はそういう施設ならネット環境もあったりPCの持ち込みもOK
だったりして・・・「それなら悪くないかも・・・」などと内心ひらめいたのでした。
そのお母さんの好きな事は「カラオケ」とのことでそれを施設の担当に告げると早速カラオケ大会を開催してくれ、そのお母さんには満足してもらったそうです。
私はカラオケは好きではありませんのでそれもムリ。
どうするのだろう・・・軟禁状態となれば100%痴呆は進み、他の病をまず併発しますからそれは人生強制終了まっしぐらの空間ともなるかも。
骨折が運の尽きとよく言いますが仏教的には「縁の尽き」ということになりましょう。
さて、日曜の大河ドラマは現状7時のニュースからNHKの固定チャンネル化の故、そのまま流しっ放しです。まったくその時代(明治維新)と今回の番組の主役は興味の外。
興味のないものにはプイっと他所見をするのが私の悪質。
許容できない、承服できない・・・興味がない・・・絶対やらない。
そんなジジィ・・・どこが受け入れる?(奥方)
息子の承認を経て何かしの「契約」をしなくてはいかなくなるということを想像すると「笑い」しかありませんね。
野垂れ死にが一番似合う私の死に方とは思うものの「死に方」などキレイ事で収まらないことも重々承知しています。希望など夢のまた夢。
一応昨日その番組の中に出て来た方のお墓には以前参ったことがあって画像もありましたので・・・。
意図なく歩いてたまたまぶつかった公園でした。
その人の詳細については画像掲示板のほか各ググッていただければ。
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野村庄右衞門幸正 (火曜日, 13 4月 2021 16:55)
今年の大河ドラマは珍しく最初から観てます。去年の麒麟…は序盤の衣装がカラフル過ぎてなんとなく違和感を感じて見なくなってしまったのですが、後半あたりからやっぱ観ておけば良かったと後悔。
渋沢栄一には興味ないのですが、主演の俳優さんが平成の頃仮面ライダーだったんですよ。息子と観ていて知っていたので「出世したなぁー」とまるで自分が育てたような気分で応援してます。
更に、前回辺りから出てきた徳川家茂。この役を演じる俳優さんは沼津出身の磯村勇斗。彼も数年前には仮面ライダーだったのです。なので、内容というよりも俳優さんありきで観てます。
でも、面白くなってきてますね。
野村庄右衞門幸正 (火曜日, 13 4月 2021 16:59)
あと、新しくなる一万円札のデザインはどうも何処ぞの国を連想させられる感じがして。。あと昔ながらのお札感が無くてイヤです(笑)
昭和の一万円札が1番良いと思ってしまう私です。
今井一光 (火曜日, 13 4月 2021 19:38)
ありがとうございます。
私の役者・芸人さんの顔認識は酷く疎く毎度「コレ誰だっけ・・・」です。
覚えられません。
そしてその起点はかつて大河ドラマに出演していたかどうか・・・でそののち違う番組で出ていたと人もその時の大河ドラマでの名前・・・篤姫・・八重・・お江・・帰蝶・・・などなど呼んでいる始末。中でも八重がイイですね。女性ばかりというのがオヤジの性質。
特にまた若手の男優はムリ。
やはりどうも幕末から明治は・・・明治以降になったらもはや論外。
野村庄右衞門幸正 (火曜日, 13 4月 2021 23:28)
僕も幕末は興味ないですね。今回はたまたまです。幕末好きって人も結構いるようなイメージですが、今井さんは違うんですね。少し意外な感じでした。
昔観たのだと、太平記、毛利元就、葵徳川三代。最近だと真田丸、直虎が好きです。