昨日の作業は例の謎の獣による天井踏み抜き箇所の手当から。
朝からイライラしながら格闘しました。
その獣は2度目の踏み抜きをやらかしたため、もはや放置はできないとその箇所を下から板張りをしました。
天に向かってあれこれの仕事ですから据え付けがうまいこといきません。そして本来の工事方法ではありませんの満足のいく作業ではありませんでしたが、急場対応ということで。
違和感満点の天井となりました。
その日は南側墓地の4基の墓石の据え付けが完成し、ユニックがお役御免の日。
境内に鎮座していた大きい丸太をその墓地への設置のお手伝いを石屋さんに依頼していました。
まずはその丸太を墓地に廻すために軽トラの荷台に積み込んでおきたいという算段ですが、取り敢えず私たちでやっておくべきことを。
丸太の細くて軽い方を私が持ち上げ、その間に奥方に軽トラをバックして載せるという作戦を試みました。当家では坊守も適宜現場に出て力仕事をしますが二人で持ち上げるという策は却下されました。
その持ち上げの支点を高くするため近場にあった別の丸太の上に乗ったのですが、奥方の「思いっきりバック」のおかげ?で足場の丸太が回転し、その勢いで宙を飛んで後頭部を打ちました。
持ち上げた丸太は微かに荷台に乗っていて何とかセーフでしたがその丸太の真下に私の体が転がり込んでいたので肝を潰しました。
また頭を打った場所は幸運、木の皮と木屑が相当量堆積した土の上でフカフカのマット状態。受け身の肘のかすり傷程度でお許しをいただきました。
運転席で一部始終を見ていた奥方は出てくるや否や「その背中はダメ (そのままで)家に入るな」と木屑だらけになっていた作業着の心配をしていました。「木場の角乗り」じゃああるまいし・・・丸太にのればそうなることは当たり前・・・とほくそ笑みながらご注進いただきました。
当家では失策、失態に対しては「笑う」、それお決まりです。
笑っていられるうちが花ですがね。
その後石屋さん2人のヘルプ、計3人で荷台に押し込んで墓地横の道まで移動、クレーンで吊って設置完了しました。
日々、危ない命を拾って生かされている身を感じつつ楽しんで生活しています。
右手の痺れと一仕事終えた満足感で外で「ぼ~っ」としていると奥方から秋野氏から電話があり「ブログがまだアップされていないが(どうかしました?)」と。
最近、ブログについての恥ずかしい大ミスを指摘していただき感謝しているところですが、特に私の思考と運動力、精神の劣化・老化は顕わになっているように感じます。
失念と失策がより多くなっているような。
昨晩はNHKの「ためして~」でレモンのクエン酸についてその凄い効能を伝えていましたね。骨粗しょう症にイイなど初めて知りました。
私はレモンサワーの美味さなど未知の世界ですし、そもそも酸っぱいものは苦手。
よって冬場はミカン、これから夏場はパイナップル。
沖縄では酢豚にそれが入っていることを奥方は腹を立てていましたがパイナップルの成分も肉の分解等、体にイイこと色々があるのです。
沖縄産には申し訳ありませんが、今は台湾産のそれを応援を兼ねて購入(少々お高い・・・)。芯迄食べられるというのがそのフレですが、それはさすがに酸味はあります。まぁ許容範囲ですが。
これから健康にイイということでバリバリ食べることにします。
劣化・老化の波に迫られているのなら開き直ってその対応はいよいよ「捨て身」。「その時」には「その時がきた」と思えればいいのですが今のところ外仕事とパイナップルでそれに抗おうと・・・
空也さんの言葉「身を捨ててこそ」が頭の隅をよぎります。
さて、昨日は小島蕉園の遠州七不思議「遠州七奇」についての拙ブログにご紹介をいただきました。
「私の雑記帳」さんからですが、各ある遠州七不思議についてまとめられています。
チャーミングな女の子の演出もあって、研究力だけでなく動員力も感服しました。
拙寺のチャーミングといえば舞鶴殿。
私どもが外に出るたびに仕事のお手伝いとばかりに付いて回ってくれます。
南側墓地は殆ど完成間近。あとは目地止めとクリーニング。
私の勝手な思いつき丸太ベンチですが、座り心地悪し。
跨いで乗ったところを奥方が。
「頭を打ったせい・・・不気味でキモイ」というので「奥の墓道」氏に送ってウケを狙いました。
しかし意味不明だったらしく「何?」との返信。
ということで「魔女の宅急便」の画像を送れば「意図がわかった」と。
相互なかなか意思疎通が難しくなった年頃。
もっともそれを即座に言い当てられるのは無理だったかも。
丸太を跨いだ変なオヤジをただ黒いネコが際立たせている図にしか見えないよう。みっともないので嬉しそうな顔は伏せました。
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私の雑記帳 (木曜日, 01 4月 2021 17:32)
ご紹介ありがとうございました(★>U<★)
今井一光 (木曜日, 01 4月 2021 20:59)
こちらこそありがとうございました。