今年一番の温かさ(というか暑さ・・・)。
もやって遠くが見えにくかったのは黄砂のようです。
外仕事に長袖のツナギを選んで大失敗、暑い暑いと独り言の連発でした。
何処を見回してもやらなくてはならない仕事ばかり、人を雇えば支払いが発生しますので地道にこつこつやっていくばかりですが殆ど無限に近いくらい宿題が残っています。
今境内で檀家さんに指摘されているクレームらしいクレームといえば東側の墓地の大雨後のプール状態です。
年間その手の大雨は2日あるかどうかでしすし、雨がやんだ直後に墓参に来られるタイミングはそうはないのですが、雨水が抜けないという状況は以前から把握していました。
そもそもその墓域は東側隣地より高くなっていて当初はそちら側へ排水溝の口が開いていましたがそれを嫌った隣家に塞がれてしまいました。
昨日いつものコンクリ屋さんが墓地改修工事代金の集金に来られましたのでそちらの嵩上げとテーパーを付ける工事の概算見積もりを伺ってそれを奥方に伝えました。数ある宿題の一つです。
「1mあたり1cm」というのが適正な傾斜ですが、何しろ完全な逆テーパーとなりますので工事は東側の奥がやたらと高くなって墓石基盤の積み石まで埋まりそう。
詳細測量してみなければわからないそうですが物理的にその方法は無理かも知れません。
そうなったら東側の一番低いところに「傍から見えない排水施設」・・・浸透桝を設置するという手もあります。
それなら私のDIYでやることもできそう。
そのためにハツリ機を奥方に購入依頼しますが・・・1年に数回あるかないかの増水のために頭を痛めています。
そして奥方は忙し忙しと言いながら「常にどこか行きたがっている」と痛いところを衝いてきます。
さて、最近は人さまから頂いた画像にてお茶を濁している私ですがそろそろ畿内にブラッと出かけてみたくなる頃。
コロナ関係なくですが、毎度記している通り、私の行きたいところといえば「0.000・・1%」の場所というくらいであまり人気のない所ですから「感染」の確率はそれほどでもないにしろ「低い」でしょう。
その「0.00・・・」なる数字を記したのは、昨夕の文春オンラインの記事からです。
そのタイトルが『「ホトケはんをええとこへ連れてってくれはる」日本最後の“土葬の村”で見た消えゆく「死者の祭り」』
でした。
そして冒頭の記述が「今や日本の火葬率は99.999・・・%。断トツの世界一である。」だったのでした。
私が春になるとうろつく「南山城」の件でしたが、思うに奈良付近にも「埋め墓と参り墓」(両墓制 またはこちら こちら こちら)、地蔵と蓮台のある墓地は見かけますので決して「0.00・・・」などとは思えないのですがそれは私がかつての埋め墓の残存を見ているだけでやはり最近になっての数字(というか表現)なのでしょう。
地域の風習が消えていく中、その送葬の儀も省略、効率化し、昔からのやり方は消滅しつつあるとのことでした。
画像は奈良市田原の墓域(場所はこちら)に失礼して。
南山城に限らず奈良市内であってもその形式の残りはまだまだ見受けられます。
こちらは小さな墓地で明るく開けた街道の脇にあって大概のその手の墓地の様相とは違いますが、入り口近くには地蔵とその前に蓮のカタチではないのですが棺を置いたであろう台も。
墓上の構造物の倒壊の様にその「らしさ」が感じられます。
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