昨日午後からは先般亡くなった方の家の片づけに。
先日もその「ざんねん」について記しましたが大型冷蔵庫と冷凍庫、ブラウン管テレビと液晶大型テレビ、ドラム式乾燥洗濯機、コピー機、オーディオ機器、ビデオ等、軽トラ二回戦。
これらは地頭方処理場では受取してくれませんので事前にお願いしていた町の電気屋さんに持ち込みました。
前回は大型冷蔵庫を1台搬入済みです。
これらはどなたも貰い手が無かったもので廃棄は致し方ないことですがまだ使えそうな物をこのようなカタチで処分するのは心苦しいことです。
膨大な量の食品たちは賞味期限によって機械的に「処分」の踏ん切りがつきましたがその他の調度品たち含めて廃却することは気分的に良くないことでした。
参考までに今回のその引き取り料処分費は全部で32900円。
そしてピアノの買い取り業者を呼んでの見積もりは「ゼロ査定」といわれて「何とかしてくれ」の声掛けに5000円を提示したといいます。
かつて若き頃のサーフィン好きを思わせるビーチでポーズを取る写真を見ましたがその時の彼がこの有り様を想像できるはずもなく。
庭に転がっていたサーフボードは処理場で引き取ってくれたそうでそれだけはホッとさせられました。
すべてが空しく感じますが一番にそれを感じたのがミカン箱くらいの段ボール箱一杯にコンビニの割りばしが満載だった件。
捨てられず散らかっているコンビニ弁当などの容器の数々からしてそれらに付けられる割りばしだったことを想像しますが単純にあれだけの膨大なる高級食材に高価な調理器具があるにもかかわらず毎日コンビニ弁当で過ごしたのでしょうね。
それでいてコンビニからは必ず箸を所望しあたかも割箸コレクターの如く几帳面に溜め続けていたということ。
怖ろしいことに他にコンビニで集めたもの以外の大量の割箸も「発掘」されていました。
引き取り手はいず、すべて廃棄となったことは言うまでもないこと。
流行りのネット利用での売却の道についても検討すべきかと思いますが一同「誰がそんな面倒な事を・・・」と吐き捨てるようにいいながらほとんどの新品がゴミ袋に。
さて、伊丹城-有岡城についてここのところ記していますが本日は伊丹駅前にある歌碑数点を。
昨日も記しましたとおり、こちら有岡城の名は荒木村重がこちらに入ってからでそれ以前は伊丹氏が治めていた伊丹城。
①画像は伊丹之親の歌。
春秋の 花と月とを ときならて
見はてぬ夢の 暁はうし
②藤原元親の歌。伊丹氏は元祖は藤原氏で藤姓を名乗ります。
元親・之親は親子。
夢さめて やとにのこれる 松の風
花こそあらめ 見し人もなし
④上島鬼貫の句碑
前に酒家ありて 菊のした丶りを 流し
後に松高うして 古城のむかしを見す
おにつ羅
月花を 我物顔の 枕かな
⑤村重の妻だしが、村重のもとへ送った歌(信長公記より)
霜がれに 残りて我は 八重むぐら
なにはのうらの そこのみくづに
村重の返歌
思いきや あまのかけ橋 ふみならし
なにはの花も 夢ならんとは
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小山昭治 (木曜日, 04 2月 2021 08:47)
歌碑など筆字で草書が多く、読めません。
作る方は読めるのでしょうが、達筆もいいけど読めれる文字でお願いしたい。
読める方は格が上がるでしょうが、読めない人は、ちと情けないけど
読みたい気持ちはあります。
何とかならないのでしょうかね。
草書、行書の方が格好いいとは思いますがね。
今井一光 (木曜日, 04 2月 2021 19:18)
ありがとうございます。
まったく仰る通りです。
書家となればやはりそちらの方なのでしょうね。