昨日は見たことが無いような数字のオンパレードでした。
まずはこの期ではあり得ないような気温。
当遠州はまるで夏。外をほっつき歩いていましたがまたも半袖ですごしました。26℃にまでになりました。
ただし庫裏の中といえば一つ着こまないと風邪をひくような感じですので油断はなりませんが奥方と「暑い!!」のフレーズを何度も交わしていました。
報恩講といえば先代の時は11月3日というのが恒例で私どもの思い出といえば、息が白くなるほど寒かったということ。
今年はお取越はすべて中止にしてしまいましたが、その頃のお取越といえば風がびゅーびゅーで先方のお宅に行っても窓がガタガタ鳴り続けて酷く寒いというのが当たり前。
ところが何故かここのところ風はピタリとやんでまったくもって快適な日々が続いています。
遠州名物の季節風「空っ風」がないのは何より嬉しいことですね。
そして新コロ、ウィルス大繁盛を示す数字には驚かされました。
全国で2200人超え、何より当静岡県内の感染者87人は「なぜ?」と思うばかり。
東京の最高は火曜日の拙ブログにて月曜日の180人という数字がありましたが週末要因であってスグに「200、300当たり前」
などと嫌味を記しましたがまさか500に迫る過去最多(493人)になるなどとは・・・。検査数もが多いから・・・の理屈を都知事殿は述べられていましたが市中にどれだけ広がってるんだ・・・というのが単純な疑問。早いところ対処できたはずなのに・・・
日本医師会の会長が「GoToトラベルがきっかけになったことは間違いない」と会見で述べていますが、医療関係、最前線でコロナと闘っている側からすれば文句の一つも言いたくなるでしょうね。
医療崩壊が進めばこれからきっと目もあてられないことになりますよ。
耳障りなことでもそれを聞けずに、修正ができないのは悪いオトナの悪い癖ですね。
しかし当方緊迫感はまるでナシ。
木曜午後の発表の数字はどうなることやら。
さて、当尾に戻ってあの浄瑠璃寺の裏山へ。
奥の院と呼ばれる山の中に不動明王の摩崖仏があります。
この摩崖仏には2度も立ち寄っていますが感想としてはもうこれで結構・・・といったところ。
現状、通行止めになっているようですが何せ歩きにくい谷にあってその往復の山道は結構に足にきいてきます。というか健脚者のみの遺構なのです。
何らの手入れも行き届かない場所で、倒木が道を塞ぎ土砂は脆く枯れ葉には足を取られます。
よって当然に今度の遠足ではパスするところですね。
入口は浄瑠璃寺を背にして長尾阿弥陀磨崖仏の先のカーブの先に左方向に入る道がありますのでそこから進入します(場所はこちら)。
しばらくは大した難儀はありませんが、下りの細道には不安に駆られます。本当にこの道でいいのか・・・です。
あたかも「能の石橋」を思わす「あぶない 危険」と警告付きの看板のある木橋を渡ったところが浄瑠璃寺の奥の院と呼ばれる場所。
不動明王の立像に目がとまりますが目標はそれではありません。
その背後の崖に不動明王の線刻摩崖仏がありますが、今や崩壊が進んでかすかにそれが判断できるのみ。
それも水が沸き落ちる崖を登らなければわからないようなところ。
苦労して辿り着いたとしてもそれを目にするのはリスキーなことです。
奇跡的というか製作年の「永仁四年」の文字は確認できました。
この場所では遺構崩壊の流れを食い止めたいといってもなかなか難しい場所ですね。
最後の石塊にも何か記されていましたが判読は試みませんでした。
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