岩船寺から浄瑠璃寺遠足コースのスタート地点

昨日は水野茂氏による「高天神の戦いの真相に迫る」講演会の日。相良史蹟研究会の皆さんと出席する予定でしたが午前早くからの境内作業中、突然の来訪者との懇談とミニ法要により、完全に失念。

1300過ぎに「どうしたの?」と研究会で予約をしてくださった方から庫裏に置きっぱなしの携帯に連絡が入りました。

よりによって12時過ぎに仏具等(古いお軸・仮位牌・遺影・額)のお焚き上げの火を点けてしまいましたので電話があった際ハッと気づいて慌てましたが既に遅し。

残り火を放ったらかしにして家を出るワケにはいきませんでしたので。折角申し込んでいただいて悪い事をしてしまいました。

 

昨日は晴天で殆ど無風でした。

悪い事といえば、その日の私の行動。

正当な手続きというもので考えると最近はお寺での宗教行事「お焚きあげ」についても消防署の許可が必要とのお達しがありました。しかしコレは反則行為のご指導モノではありますが「ちょっとした」上記の仕事にいちいちご了解を得なくてはならない不便と、天候を見ながらというタイミングに対応できませんね。イケないこととわかっていても「ヤッちゃえ~」でした。

 

不謹慎な言いまわしですが、見ようによっては家庭の庭で行うバーベキューと同程度のものですからね。

大目に見てくださいな。

 

午後もたくさんのお参りがありましたので、それはそれで寺に居たことは良かったのですが、それから平田寺の住職も「どうしよう」という感じでやってきました。

その「どうしよう」は大晦日の除夜鐘(拙寺は「除夕鐘」)の件です。

「大澤寺-般若寺-平田寺」の順番で衝かれる相良の大晦日の鐘はやはり今どちらのお寺も悩んでいるようです。

 

平田寺は「除夜鐘は絶対にヤル」ことは決定しているそうですが問題は「どうヤルか」です。私どもと同じですね。

特に平田寺の場合は夜間になりますので「お酒が入っている方」が多くてディスタンス、消毒、マスク等のルールを聞いてくれないかもしれない恐れについて悩みをぶつけられました。

何よりも鐘衝きの吊り紐は皆さんが触りますのでその件思案していました。拙寺もそれがネック。

共通の考え方としては「完璧を狙っても、また色々思案してもキリがない」ということで・・・「うまいことやりたいね・・・」でした。受付で「軍手を配る」(あとの処分は各人にまかせる)が一番いいかも・・・と。

 

さて、昨日も静岡の新規感染者は10名。

世界中の酷い状況に加えて日本国内も減るどころか確実に増えていることは誰が見ても感じるところでしょう。

ブログでも「来年こそ」と楽観視しお寺のバス遠足について記していますが、この感染者多数の様を見せつけられて本当にそれができるか・・・というところも疑いが生じてきます。

まぁすべてがいつもの「勝手にしやがれ」ですが。

 

ここで遠足の目玉の復習。

岩船寺から浄瑠璃寺への散策コースですが、ちなみに昨日と一昨日に記したミロクの辻周辺の遺構はパスします。

もしそちらまで歩いていただくとなれば行程2㎞以上は増えるでしょうから。

 

岩船寺前からミロクの辻方向の道が③になりますがこの画像の奥50mほどで④の分岐。右に降りる道を行けばわらい仏方面。

勿論車両の進行はムリです。

問題は⑤画像の難所の通り、手摺はありますが階段状の箇所があります。車椅子を随伴させるのは辛いでしょうがここは我慢してでも1台は持って行った方が安心でしょうね。行程は少々ありますから。

 

⑥は昨夕の落居の海。まん丸の月が出て来たばかりの図です。

叔母が「鰻が食べたい」というので浜岡へ向かいました。

私どもとしてはコレステロールの摂取は控えたいところですが、叔母も長生きしてもらわなくてはなりません(鰻を食べると健康だと豪語しています)。

しかしイヤイヤながらと言ったらバチが当たるでしょうね、叔母の奢りですから。

「次は寿司にしてくれ」と図々しいお願いをしておきました。

年金の使い道は「コレしかない」と言っていますので叔母さんの健康長寿は私どもの楽しみに繋がります。

以前のような1日10回の「泥棒に入られた」の電話はなくなって現状安定期。ただしいつまでもそれが続くワケはなし。

寝込んだ時の介護費用はしっかりキープしておかないと。