久しぶりに息子と昼食をともに。たまたま彼の仕事はお休み。
川崎にて法事があったため、途中彼の家に寄ってみました。
コロナのせいで「相良立ち入り禁止」にしていましたので正月以来です。
考えてみれば息子はダメで私はイイ・・・日頃偉そうなことを言っている割に滅茶苦茶ですね。
もっとも静岡と神奈川の「ヤバさ」でいえば神奈川の方が上、道理にはあっているとは思いますが・・・
昨日も横浜、川崎の人含め神奈川県で5人が亡くなり、65人が新コロに感染したといいますので半端ナイ感が大ありですからね。
彼と一緒に食事していて内心「こいつが無症状のキャリアだったらどうしよう」と不安に襲われたほどです。これまでの感覚でいえば帰宅後2週間は様子見、自宅に籠っているべきなのでしょうね。
こういう理由からも「私が一番怪しい」ということになるのです。
法要は息子に行ってもらっても良かったのですが、初めての御家のご縁で「イキナリピンチヒッター」では恐縮・・・ということから私の出番とあいなりました。
ご先祖様のDNA的には石山本願寺に籠城、一所して同じ釜の飯を食べて死地を潜って来た子孫どうしであることも背中を押しました。
しかし当初から大井川以東、天竜川以西は危ないなどと口ではいっいたものの、ついに川崎まで。
かなり緩みが出たものだと感じています。
そういった雰囲気は尻腰を押されるようなお国の政策とそれに醸し出される雰囲気によるものなのですが、科学的見地に立つ学者(金子勝氏)が「オカシイ」と苦言を呈していましたね。
特にオリンピックについてのお国はもとより各界はしゃぎすぎの如くの件。出場が決まっている選手たちには気の毒ではありますがね。
金子教授は「東京オリンピックは意味あるのか」と鋭いテーマを掲げました。
「東京五輪、大阪万博の話の前に、なぜきちんとしたコロナ制圧を考えないのか?昨日もアメリカ1197人、インド1283人、ブラジル1090人が亡くなっている。陽性者が仏7千人、英国3千人を超えて感染再拡大なのに・・・」
また再び増え出す懸念として、「コロナは無症状の感染者が震源になる」と指摘しています。症状のあるクラスター追跡の行政検査(保健所、医師会)が終われば陽性者の発見が減り出しますが無症状者プールは大きくて、次の感染の波が広がる」とのこと。
よって「無症状だったら・・・」は恐ろしいのです。歯医者やデパートでの体温チェックは当たり前のご時節ではありますが、それこそ無症状の人には無意味ですからね。まさに気休め、ザルみたいなもの。「自分が怪しい」ということも。
さて、昨日の一条寺下がり松の向かって右側に武蔵VS吉岡の石碑と同じように「大楠公先陣跡」の碑が。
昭和20年の建碑のようで、当時の足利尊氏を否定、楠木正成を顕彰したいという世風をも感じ取れます。
世の流れに翻弄させられた楠木親子(またはこちら こちら)私ども家系も南朝方に与する系統もあったことから気持ち的にはわかりますがね。
石仏に前掛け、つきものというかワンパターンですが仕方ないでしょうね。あれがあるとやはり興ざめです。
覆堂があるのにね。
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