新コロは一時の勢いを無くしたかに見えます。
それを見て政府はこれから秋の四連休にかけて各緩和していこうという算段のよう。
欧州にしろインドにしろ、再拡大の様相と聞きます。
これからの乾期に向かってインフルエンザとのダブル流行も頭にあり、「緩み」に関してはもう少し様子を見ていった方がいいのでは・・・などと考えてしまいます。
まぁ、雰囲気的にいって死に至る重篤事例が少なくなったようにも感じますので私も大井川超え(静岡市内)、天竜川超え(浜松市内)と適宜「緩み」を発生させています。
尤もアルコール消毒液を携帯用スプレー容器に充填して持ち歩き何かに触ったときは勿論、定期的に一吹きするなど「アルコール消毒癖」が出来上がりました。
また以前と変わって飲食店にも平気な顔をして入店するようになるほどです。しかしながらそれは平日の空いた時間帯になりますが。
再開再開の気持ちは大いにわかりますし、その先には来年夏のオリンピックの開催という一大悲願があるのでしょうが、日本国内でたとえ収束傾向に落ち着いたとしても海外の現状が酷いもの。拙速に色々緩めて、「どうぞ、どうぞ」とばかりに海外の人々をお迎えすれば日本国内にまた変異したウィルスをお土産に持ち込まれそうです。
開催の悲願とはいいますが「彼岸」に連れられては・・・
昨日も新コロワクチンの製造で世界のトップバッターと思われていた製薬会社が臨床試験をストップしたとのニュースがありました。副作用が出たということですが、急こしらえのお粗末な代物を注射してまで海外から人が来られるとでも思っているのでしょうかね。
中国とロシアのそれに関しては個人的には「信用ならない」と考えていますので、日本政府もどうせなら国産製薬会社をバックアップしてくれた方が安心を得られるのですがね。
昨日臨床を停止した会社にはソーリ殿が供給契約を取りつけていましたね。
まぁ海外からの緊急輸入とすれば厚労省の責任は逃れられるわけで、面倒な薬害訴訟が発生したとしてもお国の方からすれば「安心」なのでしょうが。
さて、先日は大河ドラマの演出の件「朝倉義景は間抜けの宰相の如く描くよう」と記しました。越前の朝倉ファンとして歯がゆい描き方になりそうということですが、やはりあの時代の朝倉義景の動向を冷静に見ていてもその「歯がゆさ」は禁じえません。
昨晩のBSプレミアムの英雄たちの選択「朝倉義景 信長を最も追い詰めた男」 を視聴してますますその思いが。
2度にわたり信長を制するチャンスを手に入れたにも関わらず結局は滅亡の憂き目に遭ったという人です。
信長・家康あたりの弱小大名あがりの泥臭い「つわもの」とはまったく真逆の生い立ちと順風満帆の幼少、少年期を過ごした人で生まれながらの「祝福された息子」(Fortunate)だったワケです。
一説に父孝景の40歳の時の息子で父の逝去によって16歳(当時の名は「延景」。のちに将軍足利義輝から「義」をもらって「義景」)で家督を相続したとのこと。将軍家の「義」を名乗りに入れられる(特に「義」は)ことは破格の扱いを想定します。
要は京都人でも憧れたほどの文化人の集まる越前の小京都一乗谷で生まれながらのやりたい放題のお坊ちゃま。
その志向は貴族的趣味だったことは大いに頷けます。
そういった環境で育ち、侵略的野望はなく保守的であったとはいえ大いなるプライドは同時に芽吹いたわけで、その矛盾が時代を見誤った感がありますね。要は経験不足もあって人と時代を読めなかったということ。
そもそも朝倉家が守護として戦国大名としてのしあがったそのきっかけは守護斯波氏を追い落としての下剋上。
そのDNAを引き継いでいることは間違いありませんが、子や孫ともなって彼らの「祝福」の日々が続けばとんだお坊ちゃまの施策となるのでしょうね。
どなたかとオーバーラップしてきます。
テレビを視聴して思い出しました。
彼の墓が朝倉義景屋敷跡の一画にありましたが・・・。
後世かなり経ってからおしるしの如く造られたものでしょう。
それにしても枝垂れ桜だらけの一乗谷は最高です。
奥方にその良さを淡々と話し「来年ここに行こう」というも無言。
一乗谷城の近くの城(槇山城・東郷城)はまだ未登城ですがそれを恐れているようでした。
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