稲荷山古墳紹介パンフ発見につき追加史料 二上山産

台風10号は各地に被害をもたらして朝鮮半島に去っていきました。唐津の檀家さんからは「何とか無事です」のメールが入っていて何よりの事。お隣の家の瓦が10枚程度飛ばされたと仰っていました。

ショッキングだったのは神社本殿が、御神木でしょうケヤキの大木の倒壊によって真っ二つに壊れたこと。

拙寺本堂周囲にも大木が控えていますのでそればっかりはおそろしいことです。最近その手の報が散見されていますね。

 

それでも当初の予想よりは軽く済んだのかも・・・

私も気圧とコースをテレビに貼りついて見ていましたが(大河ドラマが中止になって台風特別番組に)西に微妙に逸れて且つそれほどの発達がなくむしろ減衰していきましたね。

そういった理由について、直前に北上した9号が海水を掻きまわしたため・・・と解説がありました。

ということは「夏の終わりに一番に来る台風は強い」コレ定説になりますね。またこれから海水温が再び上がった頃に台風が進めばより強いものが来るということですね。

太平洋を東海関東直撃コースはまだ有りません。

そのトップバッターは今回はスラッガーなのかも。

 

海水温と台風の勢力の関係は直接リンクしてきます。

温暖化の傾向は台風を強大化させますのでそれを放任していたら結局のところ自分のクビを締めることになるのでしょう。

 

それにしても比較的緯度の高いところであっても945(hPa)の勢力を維持しながら上がってくるのですから直撃を喰らったとしたらさぞかし辛そう。これまでの経験の上を行きますし。

また9号のあとの10号の襲来について「大した対策などしていない」と言い放っていた韓国とその北のみなさんはどうだったのでしょう。

日本列島が防波堤の如くにあってまた緯度も日本より高く台風の勢力が弱くなって通過する朝鮮半島ですが今回の台風に関して「準備など無い」と言っていた人々(テレビのインタビューで)の被害は免れないでしょう。

 

台風は半島の東側の海上を通過したことから条件的には幸運な方でったのではないでしょうか。まぁ人さまの国の心配より「次はお前だ」を肝に銘じなくてはなりません。

窓に貼る大きめの段ボールの確保を奥方に頼み、絶対に買い閉められて店頭から消えてしまう大きめの養生テープを購入しておく必要があります。

また台風の大型化について考慮し特に本堂の雨戸が飛ばされることについても再考しなくてはなりません。

正面には閂が掛かりますが左右は100年以上経つ雨戸ですから怪しいものです。

 

昨日の私は静岡市内の歯科医へ。

ずっと新コロの件で行くか行くまいか悩んでいましたが「えいやぁ」という具合です。

朝からドカッと降って青空、そしてドカッと降るの繰り返し。

特に夕刻過ぎて土砂降りが続きました。

あの台風に吹き込む南からの空気はムッとして暖かくいつもの逆、家の中が涼しく感じましたね。やはりカラッと晴れてくれた方が心地よいものです。

 

さて、近江高島の安曇川周辺のただならぬ古墳の件昨日一昨日と記しましたがあの時私が立ち寄った高島歴史民俗資料館にて入手した稲荷山古墳の紹介冊子を私の机上周辺から「発掘」しましたのでこちらにアップさせていただきました。

石棺材は二上山から運んだとあります。

 

何せ継体天皇については記紀記述からの推測しかありえませんので確実性については今一つ、眉に唾を付けると言ったとしたら叱られるでしょうが、確証を得るというのはかなり難しい宿題。

しかし歴史の検証というものはその推測たちに多く論考して矛盾を排除しある程度の証拠らしきものを集めながら「~であろう」の取り敢えずの結論を導こうとするものですね。そして後のことは後世に任せるというのが歴史の学び。

決定的証拠が出ればそれでハッピー、一件落着というところです。