奄美から九州地区は超絶台風襲来の予報でてんやわんやになっている中、昨日当遠州相良は朝から「度Pカン」の快晴。
風通しの悪い御内陣でのお勤めにクラクラさせられました。
佐賀県唐津の檀家さんにメールをしてみましたが、台風対策に遅れを取ったとのことで養生テープの品薄状態が発生している中、何か違うテープで対応を考えるとのこと。
各マスコミも警報を出していますね。
大変なことがおこりませんよう。とことん「逃げる」が最大の命を守る行為なのでしょうね。
以前当地でもどちらの店でも台風対策用にと養生テープの棚が空っぽになっていましたが、その件聞いて今のうちに少しは買っておいた方がいいように感じました。これからのことです。
そのテープの件、剥がさずにいまだそのままになっている家がありますね。
戦時下の空襲を警戒しているが如くですがそもそもそれの役割といえば第一にガラスの飛散防止でしょう。
しかし雨戸のない露出したガラス窓は全体をカバーできるようにしないと暴風にはあまり意味がないような気がします。
私は昨年の台風対策として段ボールを一部窓枠通りに切って貼り付けました。窓ガラスそのものが割れて空気が流れ込むと屋根が飛ばされる可能性があります。
その手の画像を見た事があって「窓の守備」についてますます肝心だと思ったところです。
それにしても「温暖化はフェイク」を持論とするトランプがここへきて巻き返しを見せているとの様子。
カンベンしてもらいたいですよアメリカ合衆国の皆さん。あと4年もウソと茶番のパフォーマンスを見せつけられるのは・・・
さて、近江でも高島の地はここ東海地区からとすると決してお気軽に行き来できる場所とは言い難い場所。
それでいて京都からとなれば案外と近場で歴史的に古い土地柄。付近には多様な遺跡が残りますね。
京の裏山といった感じです。
記紀ではこの地高島安曇川の南域を「三尾之別業」(みおのなりどころ)~別業=別荘~と呼んだそうで、京からすればまぁ手軽な別荘地として最適な場所だったのかも知れません。
その安曇川の三尾之別業がどちらを差すのか特定はできていないようですがその「三尾」を名乗る氏族の存在があります。
その古代「三尾」の首長の墓という推測がされている古墳が稲荷山古墳です(場所はこちら)。
継体天皇云々(三尾出生地説)の記述がありますが継体天皇周辺にはこの「三尾」の出自を記す文字が散見されます。
古墳の刳抜式家形石棺は特筆的。
まずは石棺といえば石片を組み合わせて作るものを見ることが多いですが、こちらのものは一石モノ。
副葬品も豪華でタダ者ではない方との評価があり東京国立博物館に展示されているほどです。
道路拡張から偶然発見されたそうですが突然の露出には被葬者も驚いたことでしょう。
→追加史料 0908ブログ
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