結局は横浜の「奥の墓道」氏は帰省を断念したとのこと。
お向かいの「おやく」の目が怖いからでしょうね。
ちなみに「おやく」とはこの辺りの方言で「親戚」の意ですが、田舎だからスグに帰省はバレるでしょう。
まさか貼り紙攻撃には至らないとは思いますが、当人も余計なトラブルを起こしたくないということ、わざわざリスキーな新幹線に乗ってまでして帰りたいとは思わなかったようです。
今しきりにJR東海など新幹線の空気循環についての「すばらしさ」について宣伝しているようですが「その手は桑名の焼き蛤」、地方拡散を担っているかのように感じるそちらの御厄介になる気になれません。
勿論映画、観劇、歌舞伎など臆病者の私には踏ん切りがつきませんね。
さて、一時は世間様大人気だったという大阪の知事殿でしたが、先般の突飛なイソジン宣伝会見より「馬脚を露した」感あって各方面からこき下ろされるようになりました。
ついにボロが出たということなのでしょうが、私が拙ブログで記していますよう官邸意向に沿った方向性が見えて、ゆくゆくソーリの「お友達」の類を狙っている・・・ような輩のお一人でした。
要はメディアを巧みに利用して「何かやった感」でもって自己演出に傾注しているところは東京の知事さんと同じ。
お二人とも「何か虎視眈々」感満載が見え透いているのです。
しかし、このコロナ禍で全国民が苦しんでいる最中に自身の将来のための布石の方にウェイトを載せているということはこの急場にどのようにして国民の手助けとして役に立とうかという本来あるべき姿を失っているということになります。
東京は知事と官邸が不仲ということで「Go To」除外、同様に感染源エピセンター化している大阪が「イケイケ Go To感染トラブル」というところの意味こそ「何かある」と穿って見てしまいます。東京ダメなら大阪・神奈川もダメだろ・・・その区分けの根拠をご提示くださいな。
おかげで全国感染者増加継続中。
死に至らない場合でも後遺症は酷いそうですよ・・・
さて、私はといえば前日の浜岡行脚の続きではありませんが、さらっと大沢から鉢形方面に上がってみました。勿論徒歩です。
知る人ぞ知る県道69号線で私のイメージでは「園原」という感覚で以前はといえば「園原」のバス停があったという記憶があります。
ところが何故か今はこの辺りを「須々木原」と呼ぶよう。
昔からそれで通っていたのでしょうね。
私の須々木のイメージは国道150号線沿いの海岸線ですから、相当「須々木」が広くなった感があります。
そうなると鉢形という地は大沢でなく須々木・・・
拙寺は鉢形あるいはその台地の麓にあったといわれていて、その地名大沢から「本楽寺」→「大澤寺」へと改名したと伝わっています。
ここが須々木だとすれば「須々木寺」か・・・と頭がもやもやしてきました。
画像は馬脚ならぬ馬頭観音。
遠州の「原」にはその難しい開墾のために力を借りた馬たちを讃え供養するための観音石造が各所にあります。
いかに人と馬が密接に関わっていた時代があったか・・・
大抵は路傍の辻や畔の片隅に建てられることが多いのですが、こちらの辻には観音堂が建てられてその中に一つ鎮座していました。そしてまた観音扉が開け放たれていました。
馬頭観音も庚申塔もよくある石造で特に注目するまでには至りません。古い遺物はなくまずは江戸後期から明治のものが圧倒的です。
バス停はおそらく学校関係オンリーのコミバスでしょう。
以前の静鉄?のバス停は一掃されているようです。詳細不明。①②の右上の台地が「鉢形」になります。
そちらが一説に相良城の建設予定地だったとも。
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小山昭治 (木曜日, 13 8月 2020 08:49)
お、いつもの見慣れた景色ですね。
「須々木原」… そうですね。須々木から離れているのに
鬼女原が須々木原ですよね。
私は「園原」で通してます。
よくぞ日中の暑さの中歩けたものですね。ご立派!
今井一光 (木曜日, 13 8月 2020 12:29)
ありがとうございます。
「園原」のバス停がなくなったような気がしますが、寂しいですね。
というのも拙寺過去帳に江戸時代に「園」の檀家さんの名が記されていて
いったい園のどなたの家だろう・・・などといつも思うからです。
江戸期で名だけで苗字がありません。
そして当時そちらまで住職は自分の足でお参りに出向いたはず。
本日も私は初盆のお参りで先方ご自宅にあがりましたが
今日この頃の暑さではないにしろスニーカーと短パンTシャツの軽装は
ありえない時代です。
本当にラクばかりをさせてもらっています。
ありがたいことです。
お祭り大好き (木曜日, 13 8月 2020 17:39)
高橋→栴檀の木→鉢形→馬頭観音→園原→須々木原→京松原→鬼女→朝比奈→比木→→→
桜が池・・・ と 大昔の光景を思い出しました。
小山様・今井様のブログを毎日楽しんでいます。 BGセンターのカルガモも見ました。
今日8/13日は片浜地区の旧盆の「あげだい」が斎行されますが、新型コロナウイルスの影響で外来者は非歓迎の模様につき自粛しました。
今月下旬は、静岡市郊外の稀有な伝承行事を訪ねる予定でいます。
今井一光 (木曜日, 13 8月 2020 23:10)
ありがとうございます。
BGのカルガモはそろそろ移動でしょう。
もっとラクな場所はいくらでもあるはずなのに代々伝わる「一所懸命」なのでしょうね。
勿論、埋め立てられる前のむら池のです。
そろそろ牧之原市内、相良も例外なく感染者は出るかもしれません。
人が集まる場所は気を付けてくださいますよう。