行き当たりばったりの願興寺は本堂解体工事中 

酷い雨が続きます。

「未だかつて見たこともない」の声がいろいろ、いたるところであがるこの時代への恐怖を感じますが早いところ負の連鎖は断ち切りたいですね。

ただ何事も適切な準備と対応が必要ということだけは確かです。後手後手はゴメンです。

 

毎度毎度コントロールをオーバーしているかに見える東京の感染者(昨日は224人 感染経路不明104人)についてどうこうとケチをつけている私ですが、他人事としてそれを俯瞰しある種の余裕でいられるのは当地牧之原市では未だ感染者が出ていないということもありますが、静岡県内発生している陽性者に関して、すべて「感染源、経路がまず判明している」(よって県内に「見えない感染者」がいる可能性は県外に比べて相対的に低い・・・)と県からアナウンスがあるからですね。

その感染経路不明者・・・いわゆる「市中野放し」のウィルスキャリアの数が「少ない」と推して自身安心の方向に持っていくことができます。

まぁ直近で言えば日々100人の経路不明者を輩出している東京とは安心度が明らかに違うということです。

 

昨日は7/22より国内旅行推奨キャンペーンを前倒しで強行するとのニュースがありましたが、政治はもはやハチャメチャ、怖いものナシの開き直りか・・・とも感じましたがやはり基本は博打打ちの思考ということでしょう。

負けが込んでの大逆転を狙っているのでしょうが、ある学者が仰っていましたが「新コロ」との戦いは野球で言えば2回の表、コロナの攻撃だそう。

先の長い試合となることを考えればここでの拙守拙攻は命取りになるかも。

 

昨日はまた当初、政治屋さんたちも特効薬であるかの如く吹聴されていたあの「アビガン」について「明確な有効性は確認できなかった」との臨床研究の評価がありました。

ワクチンの製造はまだ先にあってその対症薬の存在はイザと言うときの頼みの綱でしたからね。

経済の復興もオリンピックの開催もその目算とは裏腹に虚しくも真逆に動いているような気がします。

少し前はアビガンがあるから大丈夫・・・などいう声も聞きましたからね。

 

その「後藤キャンペーン」(あの文字-「GO-TO」からかつての知り合いの後藤氏を思い起こしてしまいます)についてですが、どちらかの遠くの地の知事殿が東京のそれを「諸悪の根源」と言い放ってからあとからその言について「なかったことに」と訂正していました。

私はその意見はどちらの皆さんでも多少はその辺り心の内にあることか・・・とも思いました。

その語には少々棘がありましたがね。

何も東京在住の皆さんのことではなくその施策対応の仕方についてですからそこはお間違いのないよう。

 

静岡県のHPに掲げられている図(最後の画像-不要不急の移動制限)からもその雰囲気は取れるかと思いますが、東京については唯一「特に慎重に行動」であって大手を振って訪問可なのは山梨・長野・新潟のみ。

そして本県に訪問される東京都の皆様は「特に慎重な行動」と「特に」付きでした。

「特に」は意味深です。静岡人の今の感覚はそのナンバープレートの東京方面を一瞬のうちに判別凝視、イケないこととはわかっていても本心、訝しく思うところは無理のないことだと思います。それは今、どちらにおいても同じことでしょうね。

政治屋さんのお絵かきの構図と我々の思いは違っています。

 

静岡県内の陽性者はいずれも東京・神奈川を起因としていることがわかっていますので静岡県民の腹の内はやはりどこかに「東京が・・・」の気持ちはあるでしょうしその辺りピリピリするところかと。

 

国民同士疑心暗鬼にさせてギクシャクさせる「後藤キャンペーン」はどう見てもこの時機ではないかと。

 

画像は昨日の願興寺

期待しての訪問でしたが(下調べナシ)、境内はフェンスに覆われて工事車両が駐車場を埋めていました。

本堂の解体修復工事の真っ最中とのことでした。

 

首うなだれながらも周囲回り込んで整列している石塔・宝塔にお参りしてきました。

 

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コメント: 2
  • #1

    がつお (土曜日, 11 7月 2020 10:45)

    昨日某情報番組でアナウンサーがフリップに書かれた「GoToトラベルキャンペーン」の文字を「GoToトラブルキャンペーン」と読んでいましたね。
    この時期にさらにまん延を進めるがごとき施策に報道も裏ではそう揶揄しているのではないでしょうか

    知事殿は検査数が増えたから陽性者も増えていると言いますが、であれば都民全員に検査をすればとんでもない数の陽性者(単純計算では1400万人×5.8%=81.2万人)が出ることを自身が都民にアピールしていることに気づいているんでしょうかね
    夜の街を重点的にとも言っていますが、彼らは症状の有無関係なく検査しているのである意味では今の陽性率は東京の現状を現わしていると言えるのだと思います。
    なので、いずれの道府県でも東京人が招かれざる客であることは致し方ないですね
    都民としては「諸悪の根源」は残念ですが、道府県民から見れば偽らざる気持ちなんだろうなと思います。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 11 7月 2020 20:55)

    ありがとうございます。
    「トラブルキャンペーン」と不評の声上がるハチャメチャを何故にして強硬して押し進めようとするのか・・・
    また一つ疑問が出来てしまいました。

    どこまでこの調子で誤魔化しつづけられるものか、それともそれら心配あれこれは
    私ども小心者の余計な恐怖心で一笑されるものなのか・・・歴史が証明するでしょうね。
    少なくとも国民を危険にさらす冒険だけはしないで欲しいものです。