南半球の感染拡大は目を覆わんばかり。
昨日の東京は25人でまた増えだしている感ありますが、知事殿の進める「元通り」の風潮は人々の油断の隙を広げるばかりの如くでコレはうまくないですね。
オリンピックは「縮小で」の了解がお偉いさまたちのテーマとなりつつあるようですが、穿って考えれば知恵を働かしての事前
に打った苦肉。
それはIOCがWHOに従うと言っちゃったための先手でしょう。
WHOが「やっぱ無理でしょう」と言えばIOCも「そうですよねぇ」となって「オリンピックは中止です」・・・といった構図を牽制する、そんなところ。
まぁ本当に未だそれを「やる」と主張する人々は日本でその開催に大枚投資してきた人々かデカく稼ごうと目論んできた人たちかも。
それはそれは選手たちには気の毒なことですが、果たしてそういう問題なのでしょうか。
クールに腰を据えて考えれば諦めた方が気がラク。
余程効果的なワクチンが来春までにできて全世界の人々にそれが届けられるなどすればその希望は持てるかも知れませんが、これから来ることは必定と言われる2波3波への警戒を怠れない中で、そのイベントから距離を置いていている(客観視できる)側からすればこれ以上傷口を広げることはないと思うところです。
牧之原市は早々にその関わりから離れて、良かったと思っています。
日本は「世界の不思議」、何故か収束に向かう・・・の様相を呈していますが世界の現状は惨憺たるもの。
今感染者の増加で一番に酷そうなのがインド。今は30万弱といいますが、人口の多さからこれから「大爆発」する可能性が濃厚といいます。
何故「インド」が・・・と記したのは牧之原市が傾注してきた自動車産業工場のいろいろありますが、そのスズキといえば市内有力企業です。
またインドのスズキ製品の市場は絶大で、工場も(牧之原市から転換した)進出して大々的に稼働しています。
それがコロナによってすべて(生産も消費も)の縮小があれば当然に企業価値の減衰は免れないところ。
自動車産業でもっている牧之原市ですからね。
まぁ議員さんも市長さんもそこのところは一大事でしょう。
雇用維持に関わりますからね。
先日も非正規の雇い止め多数について記しましたが一番の心配事といえばそれです。
そしてまた今、南半球諸国、南米とアフリカがヤバい。
筆頭はブラジルの80万、ペルー21万・・・。
先日はブラジルで医療従事している姪からは「無事」との連絡があってひと安心したところでしたがあの国の大統領はトランプ以上のバカ振りで(それを選んだ国民が悪いと言ったらそれまでですが)今、死人の山(4万人)を築いています。
それにしても画像で見る限り立派な棺桶で、よくもまぁ棺の製造が追いつくものだと感心しています。
そしてその棺を自宅に搬送するスタッフが感染するパターンが多くあるとのこと。
ウィルスは宿主が死すれば当然に不活化するものと考えてしまいそうですが、それを覆す例はショックです。
やはりこまめな検査は必要です。亡くなったあとでも・・・
お悔やみに参った人々に感染を広げてしまいますからね。
さて、先日の婆羅門杉の寺の最後に、池の畔の石臼について記しました。
あの寺の池が浄土庭園を意識してのものかは確証ありませんが(今のご本尊が十一面観音ということもあります)、当尾の浄瑠璃寺の池の畔には古い石臼がさりげなく置かれていました。
要は本堂側ですから浄土の入り口でしょうか。
今コロナ対策必須の「手洗いせよ」の象徴かとも思ったのでした。まぁ「手水鉢」といってもいいでしょうね。
そうおもえばますます「なるほど」。
しかしながら、この石臼が当初からここにあったかも確証ナシ。私が適当な事を語っていることも大いにアリですが永仁四(1296)の銘入りで古い!!。
円形の一石ですがよく見れば12面。
「西小田原永仁四季 丙申 正月廿日」
この刻印「西小田原」から当初から浄瑠璃寺あるいは近隣にあったことは間違いないところです。
①~⑤が浄瑠璃寺石臼。
⑥は奈良円成寺の浄土庭園、同様に門前「浄土側」の石臼の図。
こちらは水に浸かっています。
円成寺の場合は街道筋で往来が多く、境内改変がありましたのでこの石臼についての由縁は不明です。私がそれを調査しようとする意気込みがないだけか・・・
「浄土」・・・「きよきところ」に入るにはまず「手洗い」・・・
今でいう当然を浄瑠璃寺石臼(日本の文化)は昔から(こちらは鎌倉時代)それを主張していた?
海外に石臼-手水鉢の文化って・・・どうでしょう?
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