義元がその前日に滞在 沓掛城

コロナとの戦いの主戦場は東京。

それも私どもと殆ど関係のない場所(「夜」の遊び)での感染と言う事で言っちゃあ悪いのですがもう「好きにしてくれ」といった感じ。

無鉄砲は時に無責任。「若さ」だけでは済まされない場合もありますね。

 

いい加減つき合っちゃあいられないという気持ちも芽生えて、奥方か奥の墓道氏でも引き連れて(勿論奥方と仲良く遠出となれば横浜の息子を留守番として呼び寄せますが)一泊付での遠乗りを考えました。

今回の騒ぎで横浜在住の御両人とも相良地区への立ち入りは禁止でしたからね。

 

昨日は檀家さんが京都在住のお孫さんを連れて墓参りに来られていましたが、どちら様も「そろそろいいね」と自粛解禁ムードが漂っています。

 

ということで私の遠乗り企画で某地の格安ホテルを検索したのでしたがとあるホテルがヒットしたというワケです。

今、どちらの宿でも店舗ででも、そして拙寺もそうですが「口コミ」というものがまずありますね。

 

ネット通販全盛の時代まずはその買い物をする店のあり方について「口コミに目を通す」ことは当たり前の時代になっているようです。

口コミに良き評価があれば「買い」となるのでしょうが悪い評価の場合は「見送り」になる傾向は強いものです。

よってその口コミはただバカにして放置できるものではないでしょうね。中にはヤラセもありますし、酷い中傷もありますが。

 

ホテルの場合は価格相応というものがあって私が検討に至ったそのホテル(もっともそちらにはホテルがごく少ない地でした)

の口コミは安い分、あまりいい評価はありませんでした。

奥方あたりに言わせれば、「どうせ行くなら奮発して温泉と料理の美味そうな宿をとれ」と言うことは必然ですが「そこしかない」ということで奥方にその探索を了解してもらいました。

 

これまでの経験から宿に対するコメントの「良し悪し」はサービス、食事、接客態度、部屋や風呂のキレイさ、施設の管理状況というのが主。

私の場合はネット環境があって風呂に入って寝られればまったくOKなのですが今回見たコメントには爆笑してしまいました。

というか「口コミテロ」に近いと「奥の墓道」氏が言いながら「それでもやはり断る」と一蹴されてしまいました。

 

奥方も「わざわざそこを選ぶ理由がない」と同様に拒絶。

その口コミというのが

「ここって二階の和室出るよね!赤いワンピースを着た女の人が夜中天井を歩いてました。マジ怖かった。」でした。

そんなもの居るワケないとホテル側が反論できないのは、それに関わればもっとドツボにハマりそうでまたどうにもならないこと。なにより下らない客の主観なのですが。

 

あの「奥の墓道」氏であっても静岡駅周辺に真昼間に出没する「青いワンピのオトコ」の件も持ち出して、どちらも会いたくないが「赤い方」はまったく見たくないとまで。

 

ホテル系の集客を陥れるにその口コミは悪質としか言いようがないような気がします。反論したとしても「私は見た」と主張されたら法的にはどうなんでしょう。

それは数日前の投降のようでしたが早い所削除依頼を出した方がいいかも。

案外日本人にとってその「存在」は致命的ですからね。

私の如く逆に「泊まってみたい」(どうせがっかりさせられるのでしょうが)と思う者は稀かも。アメリカ人あたりだと「是非行ってみたい」と売れっ子ホテルになる場合がありますがね。

笑って楽しむという気持ちにはなれないのでしょう、日本人は。

本当に匿名の投降というものはイケません。

無責任にも程があります。

 

さて、唐突ですが本日は沓掛城。

昨日の大河ドラマの「桶狭間」を見てファイルから探し出しました。以前大高城に行ったあたり前後に立ち寄ったもので、相当前のものです。

城郭大系に平山城との括りとありますが、ほとんど平城の方が近いかも。

その割に遺構がよく残って楽しみは少なくない城です。

 

ちょっとした段丘を削った程度の如く感じますが、外周の堀の掻揚げ土で段を作ったことも考えられます。

「くつかけ」の語源は「くつ」―屈・窟・掘と「かけ」―崖というものの、街道筋(旧鎌倉街道)の丘陵手前にあって行脚中継地(くつをかける)という意味合いもあるかと(場所はこちら)。

 

本丸は東西39m南北110m。外郭は東西288m、南北234m、

5haと、ありがちな地方城址「100m×100m」と惣堀の様子からみて、国人領主以上の権威者(当初は藤原氏と・・・)の影も想像できますが、今川義元の入城あるいは織田方の侵攻に対応するため縄張りを広く取って堀を深く、土塁を高く改築したのかも知れません。

どちらにしろ今川義元が死の前夜にこちらで勝利の前祝いの夕げに舌鼓を打ったということは確かなところ。

 

最後の画像は近隣の寺の門前。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    がつお (月曜日, 08 6月 2020 12:08)

    夜の御商売の皆さんは定期的にPCR検査を受けられるように手配するのだとか。
    未だPCRを受けられない人が多い中、やり得といったところでしょうか。

    ネットショップなどの口コミは私も見ますが、悪い方だけを見るようにしています。
    それが自分にとって許容できるものなのかという判断基準です。
    さすがに「赤い云々」的なものは無いですが。

    外出も食事場所は別として人がいる場所ではマスクをして他人にうつさない、手洗いか消毒をして自分がもらわないことをきちんとすれば問題ないような気はするんですが、私の場合はトーキョーからということになるので、どちらに行くとしても当分歓迎はされないでしょうね。

  • #2

    今井一光 (月曜日, 08 6月 2020 21:05)

    ありがとうございます。
    いまだ検査が普通の人、ただ「不安]をもってのやって欲しい人に向かわないことに腹立たしさを感じます。そしてそれができるはずなのに進められない政治に。
    ドンブリ勘定のイイ加減の数字の中からこっそりとくすめとって自分の懐を膨らませようという魂胆見え見えの施策ばかりが優先されて・・・

    職業選択の自由について文句は言えませんが、そもそもその場は客からすれば大いにお遊びの範疇ですからね。
    当人の快楽充実の目的をもって感染し社会に蔓延させるという構図があたかも他に優先させられるのであれば「バカバカしくてつきあっちゃあいられない」という気になりますね。

    「トーキョー」というだけでこの相良辺りではまだ「来るな」の雰囲気が続いているようですが国内政策が無根拠、思いつき、やった感ばかりでこの悪風は当分続くような気がします。
    どちらのエライ方たちは「たまたま偶然に終息した」を待っているような・・・