東京の新規発症者は10人。
いよいよ明日には一桁そして数日中に「ゼロ」になるような感じがしてきました。しかしまぁ気の毒な事ですが亡くなる方が多いですね。今更ながら感染することのリスクが重大であることがわかります。
それでいて平チャラの躰でパチンコ店の密集空間に押し寄せる人たちにその異種的発想を感じますが。
横浜のIR(統合型リゾート)に参入の手を上げていた米国のカジノ屋が撤退を決めたというニュースがありましたが、彼らとしては当然の選択でしょうしそこに早い決断というものを思いました。
「新コロ」パンデミックによって「人の流れ」に制約がかかる雰囲気と特にカジノの如く三密の賭場の開帳に関して企業体としては「攻め」より「守り」であることを感じ取ったのでしょうね。
これからの社会に求められていることはやはり「人が集まる」機会を少なくしようとする傾向になるのでしょう。
それが企業経営上不可避であるならば先日も記しましたように人が集まっても「大丈夫」と言えるような別途「安心」できる方法を練らねばならないということですね。
さて、私の趣向といえば基本、墓場や城跡、「兵どもが夢の跡」的地を歩いて下手くそ画像ながらパシっとやることですが、私がお勧めと胸を張って言えるのは(おそらく時に何度も同じことを記していると思いますが・・・)一乗谷です。
勿論歴史的重厚感あってそれでいて明るく開放的な自然の中のうまい空気、ことに桜咲く青い空の下に自分を置くことができれば至上の極楽。
これほど条件の整った場所はそうはありません。
ちなみに芭蕉が平泉で「夏草や兵どもが夢の跡」を詠んだのは
1689年5月13日(旧暦)。「奥の墓道」ならぬ「細道」の行程でした。
画像は昨日の続き、一乗谷遺跡の「中の御殿跡」に「諏訪館跡庭園」です。撮りだめていたものの一部です。
こちらは昨年のお寺のバス遠足で皆さんをお連れしていますが、それ以前にその下見で行ったときのもの。
あたかも緊急事態宣言が出ているが如くに人が見えませんね。
おそらくそれ以上に人間の存在は無かったことでしょう。
桜の咲く4月中頃の晴れ間を見計らって歩くべし。
ここまで発掘整備されて尚且つ人の居ない絶妙は今奇特なことです。
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