竹千代も安心したい 静岡駅で自然の紫外線を浴びる

夏日でした。東京は15人。

うまいこと数字は下がっているようですが・・・

 

午前中は所用で静岡市中心部に奥方と向かいました。

気持ち交通量は少なかったような・・・やはり「新コロ」の影響でしょうね。

緩和自治体が6割に上っているとのこと。

「緩み」の指摘が顕著になっているようですが私どもも昨日は緩ませていただきました。

まぁ毎度の緩みっ放しで恐縮です。

 

そしてお国のあの小さなマスクのオッサンも同様、不要不急ではない「マスクオッサンのためのみの法案」を弄りまわそうとしています。

それではパチンコ屋に屯する人々に文句なんて言えやしませんね。優先順位無茶苦茶のやりたい放題。私どもがお調子こいて静岡のデパ地下行脚をするくらいお許しいただきたい。

 

静岡へ向かったのはどうしても外せない妹の旦那の心臓大手術からの生還の祝い品を所望したかったため。

その贈呈品のメインたるものは拙寺の新茶「無量寿」ですが、それだけでは「色」というものがないということとあまりに安直すぎます。

大げさですが「苦労して手に入れた」のアピールも少々付け加えたかったことがありました。

 

静岡に行けばまずは定番、食料品売り場へ。

まだデパート系はデパ地下はじめ食品売場以外は閉店が続いています。

最近は駅ビル「パルシェ」のカードを奥方が作りましたのでそちらと提携した駐車場に車を入れています。何かちょっとでも買えば駐車料金は基本無料だったような。

 

この日は私も「おいしいもの」欲しさに車内待機ではなく店内へ入ることにしました。

10時にそちらの前に立てば「11時オープン」と。時間を短縮しての営業対応ですね。仕方なし。

 

ということで私は駿府城公園散策案を。早々に却下されてしまい奥方の提案する松坂屋の地下食品売り場に向かいました。

そちらはその名の通り地下街ですので当然ながら躊躇しましたが。

紫外線の効果を主張している私としてはできるだけ地下の風通しの悪い場所は避けたいというのがその本意。

悪いものが漂っていそうな地下街など歩きたくないですからね。

よってギリギリの場所まで陽光の中を遠回りして歩き「えい、やぁ」の勢いで地下に潜りました。

 

デパートの駅側の地下の入り口(1階入り口は閉鎖)は2か所ありますが、1か所は閉鎖、西側の入り口一か所のみが開かれていて通路中央を仕切り、入店と退店の人の流れをコントロールしながら警備員が1名常駐しテーブルの上には検温センサーの機器が設置されていてマスク着用とそちらに置かれたアルコール消毒を勧めていました。

 

店内ノーマスクの人はさすがに皆無。

しかし店は開いていてもすべての店が開いているワケではなく、営業をしていないテナントも見受けられました。

これからすべての店舗の「再開」となるのですが私が思うこういった店舗の心がけるべきことはやはり「安心」の提供です。

 

妹の見舞いの品を選ぶために静岡まで来た労力(誠意ともいう)同様「ここまでやっている」的店のアピールは必要なのです。

たとえパフォーマンスだろうと揶揄されようとも。

ただしそれには実があります。

 

それが客の流れをコントロールして警備員を付け、検温センサーを置いて入店者をチェックしているのアピールでした。

「37.5度以上の方は入店をお断りしています」ですね。

 

株屋の友人と先日話しましたが、私の推測するこれから生き残り伸びる製造業といえば・・・その「検温メーカーである」と断じました。

御時節がらその手のことを考えれば勿論医療製薬会社であることは誰もが知っていることですからその辺りについては無論のこととして・・・

 

つい最近になって国内の大手航空会社が次々とその検温センサーの導入についてのニュースがありましたが、この機器の必要性は飛行機搭乗者、出入国管理に限る話ではありません。

要はこれからの社会、「不特定多数」の人が集まる場所すべてに不可欠となるような気がして・・・

 

たとえばコンサート会場、スポーツ等あらゆるイベントがそうで、オリンピックを本気でやろうとすればそれを町中に設置するくらいの態勢が必要かも知れません。バスの乗車時に運転手がチェックできるようにしたり、駅の改札口にあればみんなが安心。

簡易なセンサーが普及すれば拙寺など寺の本堂に置くこともありうるかも・・・などと思ったものでした。

 

どこかのレストランや飲み屋さんに入店した際それがあることだけで、少なくとも熱のある人、何かの病が発症している可能性のある人は「この中に居ないのだ」(よって少なくともあきらかな感染源は不在)のアピール効果があるワケで一つの「安心」を提供できるのです。

それが設置されているかされていないのかが顧客が店舗を選択する基準の一つになるかも・・・社会がそういった態勢を作っていくでしょうね。生き残りの為に。

 

昨日の店ではそれをチェックして確認する警備員が立っていましたが最近の普及品には設定温度以上の人が通過するだけでアラームが鳴る機能が付いているようです。

アラームが鳴れば周囲の者も気づき、当人が「大丈夫」と思ったとしても退場を促されることは必定ですからね。

 

そういえば「奥の墓道」氏の会社も警備員室にそれが設置されているようで、そういう会社こそ社員を守り、製品を守ろうとするいわゆる「社会的責任」を主張する会社だと思います。

まぁリースであることも考えられますがこういった品物はリースでなく固定資産として計上して運用していくという姿勢が社会全体の安心の底上げにつながるのでしょうね。

 

リースと言えば当家AEDについて先般新製品に更新されたばかりですがこれほど使用頻度の少ない(まだそれを使用する機会はありません)ものに関して、また消耗品があるものに関してはリースの選択肢が有利かも知れません。

 

各家庭には体温計がありますが、もしこれがあったとすればコストはアップはするものの、ありがちな「当人の我慢」による無駄な時間というものは一蹴されるでしょう。

それぞれの健康度を周囲が共有することによって集団に「安心」をもたらすグッズです。

これから案外普及していくのでは・・・などと勝手に持論を展開していました。まだ社会全体に広がっていないところが株屋さんが頷いたところです。

 

地上となると静岡駅北口をグルっと廻ることになりますが竹千代銅像周辺はその周辺に屯させないためのブルーシートとガードが置かれていました。

 

③はデパートの掲示板。13日から全館営業再開とのこと。

それら検温のシステムが続くのかちょっと興味あるところ。

④は先日提供頂いた花たちが追加された図。

お礼を言えば「私が好きでやっていることだから」と。

頭が下がります。

⑤は先日発注していた「紫外線発生器」。ようやく届きました。外部は壊れていましたが使用に問題なし。許容します。

生き物の近くに置けない代物ですが、庫裏・本堂と色々な場所で移動しつつ試しています。

玄関が主ですが・・・夜間は「舞鶴殿」が寝ていますのでその点灯は無理。「絶対目視するな」と中国語で書かれています。

私が奥方のベットの近くに置くとまたも「私は虫か・・・目をヤラれた」と先日のアルコールスプレー噴霧に次いで怒っていました。

 

本堂の御内陣に夜間点灯するようできれば・・・と今検討しています。勿論常設モノです。

紫外線を出す蛍光灯タイプのものは売っていますね。

それはシロアリ、キクイムシその他害虫に対応しようというものです。独特のおどろおどろしく発する紫色はドロボーよけになるかも。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    お祭り大好き (火曜日, 12 5月 2020 20:45)

    牧之原市はみなさんの努力で新型コロナウイルス陽性者ゼロを維持しており素晴らしいですが、「9月の飯津佐和乃神社・大江八幡宮とも神輿渡御が中止」の模様で残念です。
    「大江八幡宮の御船神事」は西浦の田楽・藤守の田遊びなどと11/28土・29日の第28回地域伝統芸能全国大会(会場:静岡市民文化会館・駿府城公園)に出場内定であり、こちらは是非予定通り開催されることを祈っています。
    今日はいーら西側と汐見台でキジの鳴き声(別の個体?)を聞くも姿は見えず、やや残念!

  • #2

    今井一光 (火曜日, 12 5月 2020 20:56)

    ありがとうございます。
    静岡は11日連続発症者ナシ。仰る通り牧之原市の「ゼロ」は特に嬉しいというか
    街をブラつくにあたっても「安心」感があります。
    イベントの開催もそうですがそれを実現させるまでにはたくさんの事前調整と会合が
    つきものですから早々に中止を決めたのでしょう。
    将来の状況はどうにもわかりませんので致し方ありませんね。
    オリンピックなどもさっさと「やめる」と決めてしまった方が楽なのでしょうがね。
    特に残念がる人はオリンピックに出場する選手と政治家と一儲け目論んでいた人たちだけでしょうが。