昨日の東京は36人。
私は一歩も外に出ず午前中は四十九日法要。
参集縁者は故人の子ら三名のみでした。
当節法要開催に関しては私から「やめた方がイイ」と意見させていただいていますがお悔やみあるいは四十九日の場合は「急用」のレベルとして開催を承っています。
中には四十九日法要をずっと延期している家もあったりしてまちまちですが。
考えてみればこの頃の葬儀も「来ないでください」ブームが広がってシンプルかつ「限定的、人を集めない」風のものとなって今や一世を風靡した「賑やかな葬儀・・・」はかつてのもの。
故人がそれを望んでいたとしてももはや叶いません。
何もかもが寂しくなりました。
午後は年に一度の史跡研究会(調査会)の定例会が拙寺本堂にて。
かといって「出席は見合わしたい」という方たちもあって参加者は五名でした。年配者ばかりですからね(私が最年少です)。
主たる議題は小澤会長総指揮のもと発刊される「相良海老」がいよいよ出来上がるというもの。
「新コロ」のせいで印刷所から製本関係の職人がストップしたために大幅に遅れた模様です。
100%確定ではありませんが、1冊1000円になりそうです。
製本をほどきバラバラにしてコピーしたとしても「コピー代の方が高い」というほどの安価。
最大のウリ、史料的価値と古文書のお勉強の教科書としてよりも、相良田沼を当時の「フェイク」から紹介しようという算段にウェイトを置くようです。
まぁ1000円でもイラナイという人はたくさんいるでしょうが。
これ一つとっても「歴史は改ざんされるもの」ということがよ~くわかる代物です。あとは恐悦至極、拙寺の宣伝媒体になった感も。
まぁ出来上がりが楽しみです。
画像①②は昨日朝の門前。
菅山の檀家さん、ハウスで花の栽培をしていますが、お参りの方用にと無料で提供いただきました。気持ちよく「使ってください」と。③が午後4時前の図ですが容器は空っぽ。
墓地各所にはあのオレンジ色が墓石を引き立たせていました。
④はペット墓ですが、お寺ではノーケア。どなたかがそれぞれの愛すべきものたちのために供していったのでしょうね。
「花」は不要不急の風潮から真っ先に隅に追いやられてしまったもの。「やり場のない」というかこの件、致し方ないのかとは思うものの有難く、皆が喜ばれていると思います。
本当に申し訳ない・・・
⑤は横浜の例の店。
酔来軒の酔来丼400円。私が「食べたい」と記したため「奥の墓道」氏が「食レポ」を送ってきました。
「タレを掛けて混ぜ混ぜして食べる。これだけじゃ悪いんでプラス200円で小ワンタンスープ。全て税込。
油膜の張る醤油ベースの甘しょっぱいタレ。ちょっと脂っこいが旨味のあるチャーシュー。
メンマの胡麻油感、シャキシャキもやし、薬味の刻みネギ、それを目玉焼きを潰す事でまろやかさも加わり渾然一体化したしつこくない適度なジャンクさが味わえる。勿論辛子でいただく。」
さすが元横浜ラーメン研究会副会長(自称)。プロ並みです。
彼は当家「家族全員おごる」と。ただし「来れるものなら来てみろ」。
満員の店で早々に退散したそうですが「袖振り合う」どころか隣人のラーメンスープがまき散らされ浴びさせらるような食事空間。
出入り口に消毒液などの用意はナシ。さすが横浜、強者ぞろいです。
彼の論理は「現在の横浜市の感染率は9000人に一人」・・・
確率的に問題なしのレベルだそう。
首都圏のパチンコ屋を超満員にする人々のバイタリティは圧巻ですが彼らはその手のことさえ考えもしていない(なぜならギャンブル依存症というもう一つの病を患っているから・・・)でしょうね。
彼は拙ブログのネタの提供と食欲を満たすために店に入っているだけですがそもそも横浜の下町辺りの人々は普通の生活に戻っているようです。
それを拝見していて「これはまたぶり返す」ようなこと予見できます。また彼は今回地元に帰省していません。
ちなみに彼が言うには静岡は1/40000の確率といいます。
1週間以上新規感染者は出ていないのかな?ここ静岡は・・・。
この油断がヤバいんですけどね。
尚、こんな数字はアテにならないことは付け加えておきます。
コメントをお書きください
くりくり (日曜日, 10 5月 2020 17:44)
相良海老ですか。楽しみです。
墓場放浪は冊子するんですか。
今井一光 (日曜日, 10 5月 2020 17:57)
ありがとうございます。
相良海老は期待されて結構なモノだとは思いますが墓場放浪はお話になりません。