昨日の法事の施主は大の中国嫌い。
新型ウィルスによるイタリアの死者が中国のそれを超えてしまった件について仰っていました。
WHOが中国からのバックアップによるであろう忖度の存在とそもそもの体制の隠蔽主義による、矮小化数字の提示、いわゆるインチキがあるというものです。
昨日も「武漢市の状況改善は欺瞞、政府の集計は信頼できない」とコレは中国の医師が言っていました。
その辺りは口にはしないものの(勿論口にしている人もいます)大抵の人たちはその国から発せられる数字には疑いをもって見ているのでしょうが、実は日本の当初から「PCR検査はやらない」や最近の受け入れ態勢の門戸の狭さについても世界は「オリンピック開催したさの隠蔽」の企て・・・風の評価をしていると聞きます。
ということでひょっとすると悲しきかな日本人は政治と経済そしてオリンピックによりキツイ苦渋を飲まされることになるのでしょう。
「国民を守る」のリップサービスはもう結構。
真にそれを願う人は経済やオリンピックの語を口から出すのもおぞましい・・・くらいでないとね。世界中から信用を失います。
WHOは中国がスポンサーならIOCのバックは日本?なんて言われてしまいそう。
しかしIOCの会長は結局は「WHOに従う」と言っていますのでオリンピックも中国の意向次第ということかも。
さて、昨日は堅田衣川廃寺について記しました。
そちらの金堂と塔の基壇の製造過程を推する画像をアップしていましたが「版築」という語が出ていました。
基壇や壁を何層にも突き固めて強度を出そうという古来からの工事手法ですが、壁などでは築地塀(ついじべい)と言ったりします。その「築」が「版築」の築でしょうね。
ちなみに築地(つきじ)は埋め立て地の意ですね。
もともとそういった技術は万里長城にも使われているように中国からの伝来なのでしょうが、前述の施主は今中国で起こる建築物の崩壊等の事故はそういった基盤となる部分の手抜きだろうと。要は目に見えない場所は大いに手を抜いて、表面上の体裁を気にするというもの。
政治と人間(権力を得た人)の劣化なのかも知れませんが、これはどうやら日本も歩み行く道なのかも・・・と思ったのでした。
その「版築」は出来がイイからこそ後世まで残るワケで地方の山城の掻き揚げ土塁一つ取ってもそれは言えるでしょうね。
日本の古き良き建築文化です。
画像①②③は以前も記した下鴨社。
その中、私も大好き御手洗だんご発祥という御手洗神社。
別名井上神社ともいうそうですが井戸の上にあるから・・・その名が。
勿論人々の祈願は無病息災。
この濁世、キレイな水で洗い流していただきたいものです。
勿論手洗いも肝心。
尚、真宗でいえば「清いもの」の喩えは泥中に生じる白蓮華。
③も下鴨社、版築基壇と築地塀が。
④は昨日の衣川廃寺。
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