南北諸士帳に「種路 山本判官」 山本山城

先日の通夜と葬儀では①係員はマスクを着用②参列者もできる限り着用のお願い③必要な方は一声掛けてくれればマスクを提供・・・とアナウンスがありました。

それでも参列者の口元がすべて真っ白ということはありませんでした。

特に御年配の男性の着用率は低いような・・・

まぁ他者の事は言えませんね。私などノーマスクのうえに式の間中口を開けっぱなし、声を張り上げているのですから・・・

 

 

今更ながらのパンデミック宣言に「だからどうよ・・・」の感。

それが出されたとしてもどうしていいかなど示されるワケでもなく・・・

こうなったらいつもの「勝手にしやがれ」です。

息子も昨日は友達と豪勢にも焼肉を食べに行ったと・・・彼の場合も不特定多数の集まる閉鎖的空間で独り発声する仕事は同じ、それも陽性患者が出現している神奈川横浜周辺です。

 

私も何か触ったら手を肩より上げないよう心掛け(顔に手をやらないため)「必ずアルコール消毒」せよとその習慣を守るようメールで小言を言っています。

私も法事の際の大カバン、小袋ともにそれぞれアルコール消毒ボトルを入れてドアノブ、机等いつもと違う何かに触れた場合「肩上禁止」厳守のうえ、それら触れた手指の消毒をしています。

移動用車両の中には助手席、運転席に消毒液を入れたボトルをぶら下げているのも当たり前。

 

昨日は御門徒様に春先の行事は「すべて中止します」の報せを出しまくりましたが、その文末に「免疫力(抵抗力)勝負」の如くの件記しました。

独り(集団行動は控えなくてはなりません)でも体を動かして(運動)楽しく愉快に心がけよう・・・と。

特に私の「戦法」の緑茶カテキン多飲を強調させていただきました。

 

今のところ静岡県はまずまずの平静さを保っています。

お隣の愛知県は酷いですからね・・・

これからうまいこと終息まで逃げ切りたいものです。

 

さて、昨日記した山本の地名は長浜市となりますが、旧東浅井郡の山本村。

この山本村は明治七年に川原村と種路村と市場村が合併して出来た村ですがそののち他の村々と合併して朝日村になります。

その村の中心地となるのでしょうがこちら山本山城登城口にはこの「朝日」名称の二つの施設、朝日山神社に朝日小学校があります(場所はこちら)。

 

私がこちらで飛び上がるほど驚かされたのはクマ出没注意のインパクト。その朝日小学校裏の登城口入口に掲げられていました。

私の熊を警戒する地域は滋賀県でいえば長浜より高島あたりですからね。ただし長浜でも「出る」ことは承知していました。こちら山本山は湖の東岸で深い山奥のイメージとは違いますしそれほど高い山とは言えません。

 

ただしぱっと見で騙されてはイケませんね。この山本山は一見単独のぼた山に見えますが北側尾根状に賤ケ岳の山系から細長く繋がっているのです。要はそちらからその生物がかつて出てきたことがあったのでしょうね。

 

あの時は桜の満開の頃で、冬眠明けの連中との遭遇を連想し今の新型コロナウィルス並みに恐ろしいものがありました。

⑦この手の山城登城路につきもののゲートですが、これから未知の領域へ足を踏み入れる覚悟のようなものが必要です。

⑧⑨山本判官の語は近江南北諸士帳に「種路 山本判官」と記されています。

⑩は長浜城模擬天守から見た山本山。

ということでその背後が賤ケ岳ということになります。