先日は初めてのカキ小屋デビューをしたわけですが、ビクビクだったのは私の体質のせいから。
ヤバイものにはスグ「反応」してしまいますので。
奥方は食品鮮度のバロメーター試験紙のようなことを言いますが、私としても不愉快な思いをしてきた経験則から大いに注意します。
それらは「生系」のものなのですが特に貝系に注意しています。
鮮度さえ良ければまったく問題ないという解釈ですが、その辺りは提供する店のスタンスとその季節にも。
かなり昔、油谷氏と沖縄恩納村の恩納まつり(真夏です)で食べたサザエのつぼ焼きで大当たりした苦しみは忘れられません。
おそらくですが、祭り二日目ということで初日に焼いた残りを提供されて食したのだと思いますが、私より多く食べた彼は夜間、救急車で運ばれていました。
当時沖縄に流行り出した寿司屋に行ってもやはり同様の症状が出たりしましたが(のちにその店は営業停止になっていました)あの頃のスタンスは一定、ただの「泣き寝入り」。
以来生系・貝系は「怖い」というのが気持ち的に私を支配するところですが、得体の知れない「生」は食さないということとたくさん食べないというのが基本になりました。
カキの場合は東京の食品衛生責任者の講習、~これは東急ハンズのケーキ教室を管理していたからです・・・にて講師が「カキは卑しい奴があたる」と言っていたことをいつも思い出します。
カキに関しては好き嫌いがあってたとえば宴席の隣の「いらない」という人の分まで、時に両脇、向かいの人の分まで頂戴して食べた人に症状が出るのだと。
それが「菌の量」ですね。
そしてまたカキこそその生育に適した環境は「キレイではない場所」であると。「コレラ菌だっているよ・・・」などど脅されたものです。
必ず何かのヤバイ菌がいるというのがカキなのですが、体調、免疫力による個人差もありますが、たくさん摂取するほどヤバイというのがそれですね。
ということで私は火の通らないカキなどは絶対に食べることはできませんが、カキを食べる頃といえば冬場限定です。
温かくなればそのうえに余計な菌が付きやすいから一層敬遠する食品でした。
私が最近ふっと思ったのがあの横浜港に一旦入ったクルーズ船が接岸するにあたって外洋に出たこと、また定期的に外洋に出ています。
何の為に出たかといえばそれは・・・船中浄化槽を空にしにいったということでしょうね。
日本において新型コロナウィルスの発見が軒並み増えたという報(昨日で61人)がありましたが、そのウィルスが増殖する場所は人体の大腸内だといいます。
要はそこで増殖した「それ」をタップリ海に流すということですね。
私はそのウィルスが海洋に出て、海洋生物、環境にどういった影響があるか・・・などの生物学的また疫学の論拠というものを持ち合わせていませんが、単純な私は江戸前の寿司、そして北上する海流まで考えると東北太平洋岸のカキほか、海産物などいろいろと連想してしまって・・・魚たちが好んで排したそれらに集まる習性があることも頭に描けています。
それを海に放出することはその世界の暗黙の了解なのでしょうが、今回の件首を傾げるところありますね。
まぁ確率の問題ということなのでしょうが・・・
しかしだからこそ「当たる」というのですがね。
当尾千日墓地で見かけた十三仏板碑の部分。下部が欠けていますが一応以下記します。
十三仏は、亡き縁者の追善供養の意も勿論ありますが自らのために仏事を「生きている間に」予め(逆修⋯ぎゃくしゅう)行うために建碑されることが多い石塔です(→清見寺逆修塔)。
阿弥陀+地蔵の双仏から三体仏などについて記しましたが、こちらは少々欲張りというか十三の仏たちが登場するものです①。
私ども真宗は繰り返しになりますが「一向専念無量寿仏」と耳にタコができるほど言い聞かされてきたのは、単に「阿弥陀仏一仏でOK」というアナウンスもありますが、衆生の発想としてはいかに多くの仏たちに「たすけられたい」というところがあったということでしょうね。よって重ねて「阿弥陀だけ」を強く伝えてきたのでしょう。
十三仏の形式はその名の通り十三体の仏でもってそれを石碑に記すわけですがさすがにそれだけの仏を肉彫りするのは手間がかかりますので圧倒的に多いのが「種子」で記すもの。
そしてその配列のパターンは決まっています。
なぜなら仏たちの役割が忌日によってそれぞれ決まっているからです。13の仏事に割り当てがされています。
三仏×4段+1で13ですが画像のものは下部が欠損しています。
通常なら
★下三仏右から
初七日(不動カーン) 二七日(釈迦バク) 三七日(文殊マン)
★下から2番目右から
四七日(普賢アン) 五七日(地蔵カ) 六七日(弥勒ユ)
★下から3番目右から
七七日(薬師バイ) 百ヶ日(観音サ) 一周忌(勢至サク)
★下から4番目右から
三回忌(阿弥陀キリーク) 七回忌(阿閦ウーン) 十三回忌(大日バン)
★一番上
三十三回忌(虚空蔵タラーク)
南北朝以降に民間で流行した形式(川勝政太郎氏)といいます。
今時はこういった山野の墓地を歩くのが一番安全。肺炎を起こさせる変なウィルスは皆無でしょう。古い墓石たちに迎えられればホッとさせられます。
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