何か新しくて突飛なことをやろうと、大層な大義の旗を振り回して正論(らしきこと)を説いて強行する人には「何かある」と思わせられること多々ありますが、今回の「外為法違反」の強制捜査を見て、その件思い起こしました。
受益者の存在とそれを権力で推進しようとする相互の関係が今回のIR(カジノ)やその誘致企業との間で「裏の取引」があったことを推する事案です。
外為法は外堀、本丸は議員さんの収賄についての捜査立件ということでしょが、今後の展開、東京地検の捜査を待ちましょう。
きっと、首相のお友達だからといって逮捕を取りやめたあの破廉恥な事案の如く、「手心」について裏方同士でごちゃごちゃやっていることが想像できます。
さて、塩買坂近く、正林寺上方にある今川義忠のかわいい五輪塔には、先日約1年振りくらいに立ち寄りました。
先日は塩買坂の武田陣について紹介する新しい看板を記しましたがあのあたりから義忠の石塔まで(またはこちら)の道は細いこともありますし人を案内するくらいの目的でもなければ滅多に通る場所ではありません。
その日は相良菅山から原を上がって小笠に降りる道から分岐しての義忠と正林寺裏山を辿るコースではなく、新塩買坂から正林寺山門から入って登ってみました。
すると以前の如く古い石塔の乱雑な積み重なりは撤去され、樹木は伐採されていかにも明るくスッキリとしていました②。
谷の向こう側の山、左が相良、右が小笠・菊川・掛川方面に繋がる塩の道。いわゆる塩買坂です。
義忠五輪塔はといえば、法名等記された木札が立てかけられているなどお寺の手が加えられていることがわかります。
何もないこれまでよりも良かったと思います。
③は裏山から見た図ですがスケールの大きい古刹を感じます。
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お祭り大好き (金曜日, 20 12月 2019 10:30)
正林寺は何回訪れても落ち着きを感じますが、今年参拝時はやはり今川義忠墓所周辺の木々が伐採されていることに驚きました。 そのほか今年の参拝で気づいたことは
1.入口の石燈籠「今川義忠公」の「今」が左右逆で刻字されている
2.本堂から小川を隔てたところにひっそりと「今川家臣忠死墓」が建立されている
週刊新潮も拝読し、大晦日も参拝し打鐘させていただきたく考えております。
今井一光 (金曜日, 20 12月 2019 20:50)
ありがとうございます。
あちらは「塩買坂」なる古い地名とセットで歴史というものを堪能できる場所ですね。
大晦日のお昼、是非ともお参りを兼ねて鐘を撞きにきてください。
心よりお待ちしています。