京都・奈良の殺人的混雑はブログで記していますが、最近世界70か国のその筋のお歴々が集まって「国連観光・文化京都会議2019」などいう集まりが催されたとのこと。
やはり主たる議題が「オーバーツーリズム」だったそう。
観光客集中による混雑とそれを見越した投資による弊害(地価高騰)による市民生活の大迷惑の件ですね。
観光客の集結によってガッチリ儲かってる人がいるのはまぁいいとして、それによって一般生活が脅かされることはどうしたものか・・・とそれがテーマになったということです。
それにしても「来てください来てくださいどんどん来てください」と宣伝しまくり、それが功を奏して溢れるほどに人が集合すると今度は「勘弁してくれ 冗談じゃない」の悲鳴をあげるというのですから、おかしなものです。
まぁ利と不利の享受が二極化してきたということ。後者が不満を漏らし始めたということかも知れません。
そういった場所とはまったく縁のない場所に住む私にとってただ「贅沢な話」のような気がしてなりません。
観光客を招くことができる目玉となるものがなく、その観光で現ナマを稼げるような地でありませんからね。
そういうことでお隣の御前崎市など、住民投票になるほどに揉めた産廃処理場の誘致話が出て来るワケです。
資源やおカネを稼げるネタがないということで迷惑施設の建設によって庶民の妥協を求めるというやり方はどうも不快に感じます。
そもそもその施設の東に位置する私たち牧之原市民の意見などは問題視されていないところもおかしなところ。西風の強いこの辺り、何か飛んできそうで・・・
御前崎さえよければすべてヨシの施設ばかりですからね。
ちなみに今回の産廃処理場建設の可否についての住民投票の結果は反対が9割、気持ちいいほどのワンサイド。私の叔母は反対に1票入れていました。
さて、上記「観光会議」では観光客のオフシーズン分散の策を練ろうというカタチで終了したそうですが、何か変。
オンとオフについては季節、各休暇風習によって違うはずでそう簡単にオン・オフのり替えなどできるはずもなく、また会議の決定とはその程度のことでよかったの・・・?という感じ。お祭りみたいなものでしょうね。
たとえば日本国内の北陸・東北など観光では冬季はオフ期間の感覚。
天候が急変しやすく時として雪深くなる北陸行脚など温暖な地で育った者の車での移動はまさに自殺行為です。
雪景色好きの方以外、敢えて内陸と日本海側に向おうとは思いませんね。
画像は福井で冬に温かい部屋で食べるという水羊羹。
冬季限定です。
今俄かにそのローカル習慣にスポットが当てられていることは知っていましたが、先日それが地元店舗に並んでいましたので購入しました。
福井では多くの水羊羹を商う店があって味も違うよう。
こちらは黒糖の味が広がりました。
スルっと喉ごし良く緑茶とマッチします。
下戸以外の方でもまったくOKでしょう。
寒い福井で夏に食すイメージのあるそれが流行った理由は今一つわかりません。おいしいけれど・・・
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