最近の「NHKキャンペーン災害列島」を視聴するにあたって(昨晩は~生きるスキル▽巨大地震 あなたの町の“地域リスク”~)当家奥方は「怖いから見たくない」と。
まぁあの想定死亡者数とシミュレーションCG画像を見たら「気持ちが悪くなる」のは違いないところ。
結局はみなさん内心は「私は大丈夫」があるのでしょうが、年配者はこぞって「その時はここで死ぬ」ですからね。
その達観はそれはそれでいいかも知れませんが、助けに行ったり探したり嫌な言い方ですが遺体を片付けまた処理する人、要は人の手を煩わすことに繋がりますからね。
何とか生き抜いて、自分だけでも他人様の御厄介にならないよう自身管理なくてはなりませんね。
また最近の関東地方に集中して発生している震度1~4の地震を首都直下型地震を誘発する、または関連している地震だと「言い切れなくはない」との専門家の指摘もあって「そろそろ年貢の納め時か」と思うところもあります。
昨日は秋田のドカ雪と寒さを避けて「こっちに越してきちゃえばイイ」など記しましたが、今言われている東南海地震に首都直下型地震の予測からいえば「まっぴら御免」のお話でしょうね。
何せデータからいえば静岡県といえば南海トラフ地震の予想死亡者がトップという凄さですから。余程のマヌケは私の事か。
予想される津波の高さとしては驚愕の「30m以上」を叩き出している他の県と比べて静岡はこれまで言われているような数字(5m~)にもかかわらずその指摘があるのは沿海低地に住む人が多いという事でしょうか。
出来ればどれもこれも逃げてしまいたい想定の色々。
麻雀でいえば親に役満をテンパラれているような。
振り込み(直下型)だけは避けたいところですが。
私の自慢の避難タワーはそのトップに上がって6m。
地盤は6mですから合計12m。
それ以上の津波が来たらお終いですね。
その前に「津波の恐怖を味わえる」ことを幸運に思わなくてはならないでしょう。まずは庫裏に押しつぶされずに生き残る必要がありますね。
画像は鳥窠道林気取りで庫裏の杉の木を「棒っ切れ」にした図です(元の樹形はこちら)。
全行程、それぞれ丸一日かかったワケではありませんが3日。
奥方と2名ですから一日2人工(にんく)で計6名の仕事。
高所作業車が境内に入れないのと手伐りを勘案すれば、シルバーさんへの依頼は無理でしょう(受けないはず)。
プロに任せることになれば3人工で一人2万円というところでしょうか。ただし3日はかけませんね。
8時から17時までサクサクやればおそらく1日の仕事。
どちらさんのお寺でも、この手の作業は出費がつきものでしょうが私はお気軽です。トレーニングと鳥窠道林気取りで境内をサッパリできるのですから両得です。
何時までできるかわかりませんがね。
またすべての木々を「やっつけてやる」という気にはもうなれません。下に墓石等、壊して困る物が無いということが一番にラクな仕事でした。
のんびりと3日をかけましたがお参りの方から「危ないから気を付けて」と優しい声をいただきました。
いつも同様、私は鳥窠道林の如く「危ないのはあなたも同じ」とは言い出せません。
勿論「ハイ、ありがとうございます」でした。
木のトップに上がって1m程度摘めましたがそれが一番の難所。一番の重量物でしたからね。
大物落としは人が来ないことを下で奥方に確認してもらいつつの仕事です。
トップの高さは結構にあって私の避難タワーより数m高くこれに取り付いても避難用に可・・・などとも。
もっともこの木に取り付くことができる人は限定されます。
このようにスカスカにコントロールされるのは木にとってはたまったものではないでしょうが、ハシゴを付けて置いておけば「その時」は役に立ちそうです。
もし自宅に大木があるという方はその木に登れるようにしておいてイザという時に活用できるようにしておくことも一案でしょう。
鳥の如く高い木の上にあれば津波高波からは助かることができるというものです。
④画像は作業終了後に下で待機していた「舞鶴殿」に完成を報告する図。⑤は庫裏で待つ「なな」(右)。
左が「なな」の娘「往(おう)」。
舞鶴は外ネコですが冬季は玄関に拵えた寝床で。
その時は彼女たちも生かさなくてはなりませんので「その時はその時」とは軽く言い放つことなどできません。
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小山昭治 (土曜日, 07 12月 2019 09:07)
ご苦労様でした。今朝 墓参りで枝がありましたので何だろうとは思いましたが、
下ばかり見ていたので、枝を見て、上を見渡してわかりました。
事故にはくれぐれも気を付けてください。
もし 何かあっても息子さんがいるから大丈夫。何てことは思いません。
半身不随で回りに苦労かけるのは一番困ります。十二分に気を付けてください。
今井一光 (土曜日, 07 12月 2019 19:20)
ありがとうこざいます。
体が不自由になったうえに「100年に一度」の地震を味わうのはかないませんね。
人の命も人生もうまいこと思い通りに行くことは稀で大抵は無念の思いをしながら生き絶え絶えになるのでしょうが、他人様、家族にはできるだけ厄介になりたくありません。
注意に注意を重ねることを胆に命じます。