農水大臣殿が「トンコレラは神様が悪い」などと言い放ったあとからその言を撤回していました。
私のお頭の程度がしれたものなのか、その意味、まったく不明。理解不能でした。
その病気の流行について誰も「誰が悪い」などは知りません。そもそもその流行への対応がどうなっているかの問題なのでは・・・というところで所轄管理トップからそんな不思議な言葉が出てくることにビックリさせられました。
先日、たまたま「続・夕陽のガンマン」にチャンネルを合わせました。
滅多にこの手のウェスタンのテレビ放映は観られませんのでどうしても吸引されてしまいますね。
拙ブログでも大谷祖廟の西側山腹に広がる墓地とその映画のラストシーンの広大な墓地を重ねて記したことがありました。
映画の中での台詞は結構に印象に残るもので、特に私の好みの役者、C・イーストウッドの人を喰ったような台詞は実に面白い。
一番有名なそれとしては「Make My Day」 (楽しませてくれ・・・「ダーティハリー」)があげられるのは当然として、その西部劇で耳に残ったのは原語は省略しますが字幕はたしか「マヌケは神様もお嫌い」でした。
そんなマヌケと一緒では「ロクなことがない」というのが吹き替え版の台詞になっていましたが・・・。
その映画の中でそのシーン以前にも「マヌケ」の語は出ていましたので余程字幕の和訳担当がその「idiot」ー人物そのものを指す「バカげた(人)」を「マヌケ」と一言で訳すのがベストと判断したのでしょう。イーストウッドらしい台詞ではあります。
マヌケの語は自分自身では「マヌケな自分」として多くを受け入れて多々反省することはありますが、他者にそれを呼ばれるのは少々衝撃的な痛みが。
真のマヌケにはそれをもわからないのですが。
それを直接私に言い放つ人といえば今のところ奥方以外にはいませんが・・・。逆にその指摘は有難いことではありますね。
果たしてその「神様に嫌われるマヌケ」とは・・・
そもそも私は「仏」ですしその語とは無関係。
阿弥陀さんに嫌われないように生活する術は知っているつもりです。
さて、昨日は増上寺四菩薩を建てたと足利成氏の名が出てきて三の姫さまを引っ張り出しました。
八相寺(場所はこちら)にはちよくちょく寄らせていただいていますが、以前にも記したよう古城段丘の東側斜面にあって墓地としては異例の部類。
やはり埋葬地としては夕陽を望む場所がベストなのでしょうが、逆に崇敬の対象としてあらば地元高瀬の人々からすれば「西」(崇拝・憧憬・希望)の方向にあたります。
位置的に東斜面ということは陽が当たる時間は朝の数時間のみですので午後からのんびりお参りとなれば明るい三の姫様にお参りできません。
上記画像は朝の早いうちにお参りしたときの図。
今はといえば、何年か前に撮った画像の赤い旗差しは退色し、標柱も倒れ掛かり、草もぼうぼう。
県道を走る車と高瀬・佐束の人々を見守って約600年。
お墓もバラバラであと10年も経てば崖も崩れて土の中に埋まりそう。
寂しいことです。
あの時は花と線香を持参しました。
①山門の図ですが左側中央に三の姫一統の墓が見えます。
最後の画像に彼女の名が記された指物「南無三之姫」が見えます。その言葉がこの地区に伝承していたのでしょうね。
人々の追慕の思いも同時に。
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