磐田の地名千手堂(せんずどう) 「千手の前」の名

今朝の慌ただしい時間の中でしたが、テレビから流れる千葉の知事さんの会見の様子に耳を傾けていました。

会見とはいいながらも釈明ですね。

それは例の台風の翌日に「公用車を飛ばして別荘へ」の「言い訳」といった感じ。

 

「別荘ではなくて自宅」と強調したのは前の東京都知事がやはり「公用車で別荘へ」が問題になって辞職に追い込まれたことが頭にあったのでしょうが、それより今回のテーマは「台風直後に公務を離れたこと」へ沸き起こった疑問ですので、行った場所が別荘だろうが自宅だろうが関係なし。

 

むしろ台風が心配で自宅に戻っていたのでは・・・という職務放棄に近いその「スタイル」~この語は知事が「走る車の中からさーと視察する」やり方の知事ならではのやり方、合理性を主張する際に使用していました~であって自宅に戻ったのは自車をとりに行くためであってあくまでも「私的視察」が主眼であるとのもの。

 

千葉県民の大いなる疑問は甚大な被害が起こった千葉南部ではなく、被害の少なかった東部の自宅?方面に私的に向かったことですね。理由が「自宅視察」ではなくあくまでも県下被害状況の視察であると強く訴えていましたが利害無関係の一視聴者の私が思うところ限りなく付け焼刃的応急の言い訳にしか見えませんでしたね

 

思うに記者の質問に対して「反論」のみに全力を投じるかの如くであって素人目に見ても「そこは謝っちゃった方が・・・」と思うところありました。

何故に素直に私が悪かった、の「ごめんなさい」が言えないのでしょうかね。

おかげで「本当のところ」がよくわかるような記者会見でしたが。

 

元の三文役者だけあって演技は落第点、演劇指導が必要かも。

水の入ったコップを口に近づける場面が何度も放映されていましたが確実に「手が震えていました」。

犯罪心理学の観点から明らかに「嘘をついている時」の興奮状態の反応のよう。

もはや時間の問題というか、地元に総スカン喰らったとしたらひょっとすると千葉県に居られなくなるかも知れませんね。

地元の声がわからなかったトップなのでしょう。

芸人さんあがりの知事ということで「花道」がお好きだったのでしょう。

千葉の人が決めること、私はただの傍観者。

 

さて、手越宿の「千手の前」について先日記しました。

千手って何?と思うところですが、これは「千手観音」からという推測の通りですね。

アリがちな伝承ですが「手越長者」の子生まれ願掛けをその千手観音にしたら、彼女が授かったということですね。

 

そのお寺が磐田市の千手寺です(場所はこちら)。

知る人ぞ知るそちらの住所地が「千手堂」。いつからか発音はなまって「せんずどう」です。

古風な地名「千手堂」。変更されることなく何時までも残して欲しいですね。

 

④の看板以外は千手姫(ここでは千寿姫)の名は見かけませんでした。⑥はこちらの御本尊ではありませんがイメージ画像千手観音。東京国立の1ショット。惚れ惚れしますね。