「秋」の感覚は漂うものの気温の低下はそれほどでもなく去年の今頃の肌寒さというものはまだ感じませんね。
台風17号が日本海を北上したことによって太平洋の暖かい海の空気が当地に入り込んだためでしょう。
連休中の法事も雨にたたられる事なく遠州地方はいたって穏やかでした。
とはいえ微妙な季節変化2~3℃のマイナス、これは当家庫裏の「夏やたら暑くて冬やたら寒い」の極端により現在もなお室温がその程度の低下しかないからですが、そのちょっとした低下に私は奥方に「シャワーでなく風呂」を主張します。
しかし主婦というものは風呂の管理は結構面倒なのですね。
そういった私の依頼にイイ顔をしません。お風呂に湯が張られれば掃除と残り湯の有効利用という仕事が発生するワケでそうともなればいっそのことシャワーでさっと済ませてもらうのが一番というのがその理由。まだまだイケると。
もう少し我慢しなくてはならないようです。
私は「ザブンと家風呂」が一番のお気楽ですので。
さて、先日は岩船寺の「岩風呂」について記しましたがその流れで湖北でみかけた「舟」を。
長浜は西浅井大浦という地に真宗大谷派の正願寺と遍照寺の阿弥陀さんを本尊とする二つのお寺の間に観音堂がありますが、その観音堂の裏手にその石風呂というか石舟がありました(場所はこちら)。
近くに「丸子船の館」があって当地ならではの水運繁栄の歴史を伝えますがさすがにこの石舟は水に浮くわけもなく。
また古墳から出た石棺とは思えないカタチです。
何に使おうが勝手ではありますが、石を穿つにはかなりの手間がかかりますからね、「大いなる目的」があったはずです。
まだまだわからない事がたくさん・・・
お寺の標語に・・・まさにその通り・・・
「愚かな 愚かなわたしです それさえしらぬわたしです」
①画像はどなたかの表現。
拙寺本堂前ベンチの上にありました。
やはり季節は秋でした。
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