昨晩Nスぺは「ガタルカナル」。
「一木支隊」にスポットが当てられていました。
天下の大本営、陸海軍のちぐはぐ、組織対立と認識の甘さに人命軽視、そして「負け戦は人のせい」の組織はこうなるといった番組でした。
当時のアメリカ側からすれば「マヌケの日本ありがとう」の気がしてどうも腹が立ちますね(勝ち負けの問題ではありませんが・・・)。
遺族(一木清直の娘90歳)の弁、番組最後に語っていた「やりきれない」が心に響きました。これまでずっと父親の事を隠していたと。とてもかわいそう。
敗北の全責任を亡くなった父に押し付けてそれを吹聴されたのでした。
それは「机上の空論」の偉い人たちの「結局は保身」というヤツですね。
さて昨日、別の意味で心に響いたのが二胡のしらべ。
堂内ほぼ満座となりました。
「中にお入りください」のあとに「暖房が効いてま~す」の呼びかけにニヤッとしましたが、堂内凄い熱気でひしめき合いました。一言で強烈でしたね。数台の扇風機とうちわで対応。
一番に困ったのが演奏者でしょう。
今時、野外のロックコンサートではあるまいし、あのコンディションでの演奏は滅多にない経験だったのではないでしょうか。手の汗でスティック?が「滑る」ことをおっしゃっていました。
本堂に入らずとも境内に二胡の音は響き渡ったのでしたが本来でしたら蝉の合唱と炎天下の堂内演奏は勿体ないような気がしました。
あのクールな響きは夕べの川のせせらぎや月夜など、きっと似合うでしょうね。
15日開催予定の萩間川灯籠流しは台風進路予想に敬意を表して来月の9月7日に順延が決まっています。
恒例の手筒花火は中止、屋台も出ない縮小版になるとのこと。
ということで、拙寺檀家さんでそちらのイベントに関わる方たちがいますので、深澤さんの二胡を推挙したという次第です。
花火なら帰りますが深澤さんの演奏なら聞きに行くことは当然のこと。
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