これから子供たち未来に絶対に「ネガティブ」を投げつけているだろうと思えるニュースがありました。
東電の福島第1原発から出る放射性物質を含んだ処理水について発生量がこのまま続けば2022年夏ごろまでに保管タンクが満杯になるといいます(東京電力)。
おそらく大騒ぎして大枚叩いて工作した地下水を留める凍土壁が「お粗末な出来」だったのかとも推測しますが、科学技術について胸を張って「日本の技術は素晴らしい」を連呼されているお偉いさんの声を聞かされている中、「それってどうするつもり?」と単純に思います。
「できないじゃん」ですね。タンクを増設する方向で行くようですが無限にそれを作り続けるというのでしょうか。
まさに湯水の如く対策費を国民の税金より浪費させ、それが「永遠に続くかも・・・」の会社側からの「お手上げ」示唆ですからね。その資金を稼ぐために原発を稼働させたいという件は安直すぎ。
とりあえずはその水を止めあるいは汚染水処理の課題(放射性物質の無害化)を克服してくださいな。
きっと今に出てきますね。
「大した放射性物質じゃないから海に流そう」という政治屋さんあたりの言。
それを決めた人のあとのこと・・・後世にツケを回そうというのが政治屋ならではですからね。
(自然界の健全性や人々の健康について)後回しにすることを「決める」。「その時はその時だぜ」ってヤツですね。
さて、この時期となれば母方菩提寺の小田原光円寺(お西)の祖母すずさんに気持ちが動きますが、今のところまだ実現できていません。
そして今年は先般拙寺までお参りいただいた父方祖母の故郷である三河安城法行寺(お東)にもお参りしたいですね。
こじ付けですがその祖母たちと私の名のる苗字には「水」を表す文字が入っています。高浦に石川に今井ですね。
海に囲まれ、山々は川が流れ平地には水が沸く。
それが日本の自然です。
水は時として人々に牙をむくこともありますが、それこそが生命の基本物質であって生活の営みに欠かすことができないものです。
どの「水」を表す字もキレイで美しいを連想してしまいます
(「水くさい」などいう語もありますけどね)。
他にも日本人のお名前にはたくさんの水関わりの文字が使用されています。
それこそ日本人に「水」は切っても切れない深い深いご縁があるということ。
それを放射性物質という人間がコントロールできないもので汚してしまうなんて・・・すべて底なしの金儲けの強欲がそうさせていることはわかっています。
ちなみに法行寺の山号は「水井山」。
拙寺は「釘浦山大澤寺」の「今井」で全ての語句に水が入っています。通称「海の如来」さんもおわします。
水は汚さないでほしい・・・切にそれを訴えたい。
大井川水源にトンネルを掘りたいJR東海ですが、水が枯れたら大変な思いをするのは私たちですからね。
冷たいうまい水が心身にしみわたる今日この頃です(大蛇済度も)。
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