「あと一週間もすれば・・・」など、とんだお笑い種でした。
梅雨明けの期待でしたが、日々出る週間予報は毎度毎度1週間後も晴れマークはなし。
青空が見られるのはまだまだ先の様です。
昨日は14日の法要の朝に発見した庫裏の雨漏箇所の確認のために屋根に上がる事ばかり考えていました。雨がやんだら・・・ということです。
雨漏り箇所は庫裏西側のかつての増設時のジョイント部分を推測しました。午後から雨がやんだために梯子をかけて現場目視。
すると落葉が溜まって、排水を邪魔している様子、そしてジョイント部分の壁面パネルと排水用のトタンの間にわずかに隙間があるようでした。
よって掃除してからシリコンの充填をし数日様子を見ることに。ボロ家でため息が出ます。
さて、京都市内は祇園祭の真っ最中のよう。
お祭り嫌いの私に似て息子はその期間、京都の祭り中心部には寄り付かなかったようですが、当時話のネタに一度くらいなら・・・と思ったものです。その辺の町内の祭りとは趣が違いますからね。
とは言いながらも私は人混みは真っ平御免の躰ですのでそれを息子に行ってこいというのは酷なことでした。
昨日は蛤御門の変について少々触れました。
あの時に放たれた火をきっかけとした京都中心部の火災(どんどん焼け)によって焼け出された人々の苦難を聞きますが、実は祇園祭に曳きまわされる山鉾も多数焼失してしまい、長い間祭りに参加できなかった時期があったのでした。
その後ぽつりぽつりと再建が進んで以前の如くの顔ぶれとはなったものの、その事件以降消えてしまった鉾もあるそうです。
蛤御門の変による大迷惑はそういう所にも残っていたのでした。
やはり一旦焼失し、再建された鉾に「菊水鉾」があります。
その菊水鉾は京都の地名にもありますが、元はと言えば菊水の井戸から(場所はこちら)。北から南への一方通行、室町通りです。
そちら菊水井戸には茶人武野紹鴎の屋敷があっと言われます。
それ以前は「夷(えびす)の社」の井ということで武野紹鴎はその井水を所望してこちらの住処に「大黒庵」なる名をつけています。
これは「感動的」と思ったのはその「菊水」と彫られた石がマンション建設現場から発掘されたということですね。
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