例の池袋の交通死傷事案の加害者が警察署に出頭する様子がテレビで放映されていました。あの「逮捕に及ばない」という方です。
足元がおぼつかないほどの歩行難儀の姿を見てあの「殺傷行為」の加害者とはいえ、その境遇に同情したくなるほどでした。
骨折部位は胸といいますので、おそらく肋骨のどちらかにヒビが入った程度だと思いますのでその歩行の難儀については今回の事故の後遺症ではないでしょう。
となるとあの画像を見て思うことは、車の運転などそもそも無理だろうというところ。
ご当人は経産省キャリア官僚で工業技術院なるお国の機関に「天下り」された人といいますが、その人が現在に至っても言い張る通り「アクセルが戻らない ブレーキが効かない」ということはその件いわゆる自動車のメカニズムですので彼の専門分野です。皮肉と言えば皮肉です。
あの「ミサイル」と化した車のメーカーとも当然に何かしらのの「おつきあい」はあっただろうと推測しますが、その会社の「欠陥」を示唆するような言について考えるに、当局ではその事故を惹起した車両の欠陥については「なかった」という結論を出していることからやはりそれは「自己保身」からのものでしょうね。
そもそも帽子にサングラスにマスク姿のいでたちを見て、高齢とはいえ事案と境遇について「羞恥心」があるということを思いました。
「顔は晒したくない」の一心の姿を見ましたね。
そこに反省よりもプライドの重さを感じました。
もっと不思議に思うのは、その方の子息の件。
いくら世間お騒がせの重大事案に発展してしまったとはいえ、通常歩行もおぼつかない父親の出頭に際し何故にしてフォローしないのか・・・。
想像ですが「オヤジのやったことだから自分の尻は自分で拭け」の会話が聞こえてきそうです。
私だとしたら・・・あれだけマスコミが集まっているのですからとにかく少しでも心証を良くしてもらおうと、父親とともに深く頭を下げたでしょうね。
コレはとにもかくにも当たり前の事なのですが、世間で言われている「上級国民」の皆さんは概してそれができないようですね。
だいたい父親の様子がアレなら私は車とその免許証はなんとしても説得して取り上げてしまいますね。
勿論私は過去にそのようにして父親に納得してもらいましたし、一時的にしろ当初私は車のキーを隠すなど家庭内はギクシャクしましたが・・・。
母もその件承知し私を支援、父の靴を隠していたことを思い出します。その姿を見て自身の行く末を感じたものですが・・・
さて、先日記した本多町とは加賀前田八家といわれる前田家を代表する家老職(本多家5万石、長家3.3万石、横山家3万石、前田長種系1.8万石、奥村家永福系1.7万石、村井家1.65万石、奥村分家1.2万石、前田利政・直之系1.1万石)ですが、その中でも最も大身の家が筆頭家老本多家の屋敷があった場所です。本多町の通りですね。
石川県立歴史・加賀本多博物館の真下にある鈴木大拙館裏からの「緑の小径」を進むと「櫻章校」なる 旧制の金沢第一中学校のあった場所に出ますが(①石碑が建っています)そちらから博物館方向に上がる「歴史の小径」と名付けられた散策路に整備された上り道の入り口に出ます。
注意して見れば②「緑の小径」のバックに石垣が見ます。
その先の上り散策路には感動できる石垣が見られます。
さすがにこちらでの観光客との遭遇はありませんでしたね。
金沢城関係の遺構数ある中、こちらも穴場的エリアといっていいかも知れません。金沢散策には絶妙のコースでした。
鈴木大拙館からの入路は館のカウンターの女性に聞きました。
まさか・・・と思うくらいの「小径」で何度も戸惑いました。
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小山昭治 (火曜日, 21 5月 2019 14:50)
今日のTVニュースで安倍さんが事故に対して万全を期すように言っていましたが
車メーカーへの言及はありませんでした。
踏み間違えがないような仕組みの車を考えて欲しい旨はなし。
まず車メーカーに対して、次が道路、次が高齢者。
税金を沢山納めているところへは後回しですかね。
先日、綽如上人の井波別院瑞泉寺へ行って来ました。同じ大谷派で、親しみを覚えました。
熱心な信者、立派な寺、大きさにもっびっくり。回りの彫刻にも感心しました。
このようなお寺があるとは知りませんでした。有名な寺以外にも凄いお寺があるもんです。
今井一光 (火曜日, 21 5月 2019 15:48)
ありがとうございます。
井波別院瑞泉寺はいずれ遠足で行ってみたいですね。
私もまだです。
それにしても日帰りか一泊か微妙な場所で迷いますね。
周辺寄り道したいところがたくさんありますので・・・
先日の北陸道はまだ藤が咲いていましたが、きっと紫色が映えていたことでしょう。