私もそうでしたが、学生時代に少しでも都民の経験があるくらいの人間であったとして、その場所は手に取るようにわかる原宿竹下通り。
あの狭い通りを車を凶器にして暴走した若者のニュースが正月早々朝から報じられていました。
息子は当地150号線での人身事故の発生直後の現場を見たと言っていましたが被害者・加害者とも大変な正月となってしまいました。
原宿の件は若者の加害は動機が「死刑制度への報復」というもので「業務上」ではなく故意、殺人未遂に傷害事件。
大阪からやってきてそちらでの凶行に至ったといいます。
おいおい!それなら場所がちょいと違いますよ。
その「報復」のお相手となると・・・法務大臣の所に行かなくてはね。
なぜにしてそんなにお手軽安直な場所(どちらかといえばミーハーな)を選択するのでしょうか。
またミッションを自身に課すというのであればお手近でなく難しい、困難、不可能と思えることに臨んでください。
私は「ミッション・インポッシブル」の見すぎか・・・
それであったとすれば世の中は広いですから一部賛同してくれる人もいるかも知れません。
何より車で弾き飛ばした人たちはそのテーマとはまったく関係のない者たち。お門違いなのでその動機と結果にまったく脈略が無い99%意味ナシの躰。
しかし私は若者の積極性と時として自己破壊に繋がる無謀というものにまったく理解できないワケではありません。
少なくとも齢を重ねていよいよ純粋な行動力には憧れています。
その辺りの「智慧」について、坊さんという仕事をしていれば少しは公平の立場で耳を傾けるはずです。
是非に無茶をする前に近所のお寺さん、菩提寺の住職に相談してくださいよ。
私の所もよろしかったらどうぞ。
まぁその手の方向を取らんと頭の中が一杯になっている方はこんなブログは見ていなでしょうが・・・
さて、この時期酒宴はつきもの。
私ども一家は体質というもの一切アルコールを受け付けず飲酒を楽しむということはありませんが(苦痛以外の何物もない)、横浜から帰郷している「奥の墓道氏」を「たまには・・・」ということでご接待しようと少々の酒と食事の用意をしました。
私は酒の選択など味で選べません。
以前はそんな時、手近の「高天神」を使用していましたが今回は岡村酒造で知った2銘柄を取り寄せました。
目賀田(こちらまたはこちら)と肥田ですが、知る人ぞ知る近江の城の名ですね。
岡村酒造といえば吉田城跡で目賀田集落の川向う「大星金亀」の名ある酒蔵です。
ちなみにその「金亀」の金亀城(こんきじょう)はやはり近くの彦根城の別名でもありました。
ということでこの酒たちの説明としては吉田城址に立つ「金亀」(彦根城)の酒造所の「目賀田」と「肥田」というワケでした。
酒を飲まない人間でも買いたくなる酒の銘柄。
私が思うのは「城の名称」ですね。シンプルで意味がいたって分かりやすい。
酒を飲まなくてもつい購入したくなってしまうのですから。
そして相良。
かつて酒蔵はありましたが今、相良に地酒を造るところはありません。
しかしもしどちらかで再びそれを造ったとした場合「相良」の名は出せないでしょうね。
残念なことにすでに存在するからです。
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