再掲 除夕の鐘 大晦日お昼から鐘衝きします

何という寒さ。

朝から例の「裸同然」と奥方に指摘されている道中着であっちこっちと動き回りました。

風が強く吹かなかった事は有難いことでしたが、こう寒いと体調を壊す方は多いでしょうね。

 

火葬場の職員に尋ねてみれば年末の友引アケの集中と。

「午前・午後ともフル稼働」といいます。

ただ生花店によればまだ予約は詰まっているとのこと。

暖冬暖冬と喜んでいればこの寒波。

健常自慢の方であったとしてもこの気候急変では体力が持ちませんね。

体調が急変する方が多いワケです。

 

さて、福井のお巡りさん、無茶な事をやってくれました。

坊さんが「僧衣を着て車を運転した」ことを理由に福井県警のお巡りさんに交通反則切符を切られたそうですね。本願寺派の僧と聞きましたがその反則行為の僧衣が「運転操作に支障がある衣服」と指摘されたそう。初めて耳にする件でした。

 

本願寺派とありますが、その法衣が道中着であることは大谷派の私どもと同じ。

ということは私どもであっても切符を切られるということですね。この件の驚きは最近の驚愕モノのうちかなり「やってられない」ほどのバカバカしさを感じるレベルです。

 

法というものは画一、平等に解釈され、同じように施行されるものですがお巡りさんの「気分次第」であったら困りもの。

私も枕経にて30分間先方自宅前に駐車して違反の洗礼を受けたことがありますが、その数か月後その通りで起こった死体遺棄事件の際にはマスコミ関係の車両がびっしり通りに埋め尽くされるように駐車されていました。そういう件には大いにお目こぼしがあるということでしょう。

 

まぁこれから福井県警はじめ全国交通係のお巡りさんはドシドシ和装の運転を取り締まってくださいな。

「運転操作に支障がある衣服」とは洋服ではなく和服ということらしいですね。

ただし、どういった和装が運転に支障があって危険なのか、どの程度の衣服が安全なのか「ハッキリ」とわかりやすくこの知恵の無い私にでもわかりやすくご説明いただきたく存じます。

 

切符を切られちゃった僧侶は「支払わない」とそのお上の主旨に反論・抗議するそうですが、勿論私も賛同、応援したいですね。

裁判でも何でもやり通して、その「気分次第」の判定を覆していただきたいものです。

 

しかし、坊さん、いや和服という日本文化を愛する者たちをイジメの如くして敵に回すことを「思いつく」よりももっと他に危険運転をしているバイクや珍走車はいくらでもありますので、そちらの方に目を向けていただきたいものです。

取れそうなところから安直に切符を切って稼ぐこと、それとも「余程暇だったのでは・・・」などと揶揄されても仕方ないお仕事に御熱心とは言えないような「気まぐれ」を思います。

今後どうなるのか非常に興味がありますね。

白黒ハッキリつけていだきましょう。

 

最近は「日本の文化」だなどと強がりを言って海外と喧嘩しているような事案がありましたが、それこそ和服は日本の文化でしょうよ。

それを国内公権によってちゃちゃを入れるなんて、本当にビックリしちゃいました。

 

ちなみに私は道中着での運転は当たり前のようにしていますが、やはりこうなったら何をもって危険であるのかその理由を納得できるよう説明していただきたい。

今後の課題にしなくてはなりませんからね。

 

私は法衣を着ればむしろ安全運転を心がける傾向があります。

これを着用してのちょっとした接触事故があったとして、それはそれはみっともないことこの上ありませんからね。

そしてその衣服で運転に差し支えがある「危ない」を感じたことなども皆無です。

むしろ足元が自由すぎるくらい動かすことができますからね。

きっとその切符切りのお巡りさん、そんな経験もしたことは無いのでしょうが。

 

大晦日は恒例の除夕の鐘。お昼から鐘撞をします。

どなたでも参加できますのでお気軽にどうぞ。

 

画像①は前々回の鐘撞の1カット。

②~は国道477号、私の大好きな鈴鹿峠。

気持ちは西ですが今頃は通行止め期間に入って春、4月頃までは通行はできないでしょう。

何度も行き来していますが、冬季以外でもバクチのような道でした。ナビで検索してもその道を回避させようとするくらいです。

特に嵐の通過後の落石と崩壊が多いからですがこの道が大阪まで繋がっているというのは結構意外なこと。

私も鈴鹿超えから日野・蒲生に出たりまた、琵琶湖をまたいで京都大原経由で京都市内に向かうことがありますが、この酷道は一旦大原近くで北上する山岳路となります。

鈴鹿の舗装路とはまったく様相の違う悪路といいますね。

 

山城行脚は冬季との鉄則はありますが、今年の年末は時間に余裕がなくその思いが届きませんでした。

まだまだやらなければならない雑多な仕事に追われて、城歩き墓歩きの望みが叶いませんが、何とか年明けには正攻法の道でのんびりと散策をしてみたいものです。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (日曜日, 30 12月 2018 09:31)

    私もびっくりしました。何を思って取り締まったのか確認してみたいですね。
    裁判でもいいから「ヤレ!ヤレ!」ですね。
    車がダメと言うことはバイクやスクーターでもダメなんでしょうね。
    「お説き」(棚経)で町を走る姿を見かけますが、これからはジャージで走り
    着替えを持って行くのですね。大変なことですね。
    裁判も良いけど議員を出すのも良いですよ。
    先日ボーイスカウトの冊子で「大谷スカウト連合協議会」というのを
    見つけました。浄土真宗大谷派でした。
    へ~そんな組織もあることにびっくりしました。

  • #2

    今井一光 (日曜日, 30 12月 2018 20:25)

    ありがとうございます。
    「大谷スカウト連合協議会」について私もその存在について初見でした。
    大谷派の坊さんでありながら宗派の活動について知らなかったというのは
    ちょっぴり恥ずかしい思いもします。
    結構歴史が古いことも驚きでした。

    ジャージで走って先方宅で着替えるというのは厳しいですね。
    きっと「こうこうこういう御時節だから」ということで
    ジャージ・スニーカー・靴下で運転し先方でその上に黒衣を羽織って輪袈裟をつけるという変てこな「ありがたくない」スタイルで参上することになるのかも知れません。