昨晩より石油ストーブを引っ張り出して庫裏の室度を22℃まで上げました。
一昨晩は冬季恒例遠州の空っ風が吹きまくって翌朝体感は今季一番の寒さ、外では健気にハイビスカスが咲きまくってはいますが、「そろそろいい加減にしろ」との声が。
黄色のハイビスカスは気温が低下すると「寒い」の主張をしてきます。花の色がオレンジ色がかってきます。
暖冬の雰囲気の中、室内への退避をサボっていましたからね。
そもそも新築中の物置の2階にはその鉢の5~6個を上げる予定でしたが、完成が遅れているために様子を見ていたこともあります。
しかし、さすがにこの冷たい風の吹きっ晒しはかわいそうですので昨日、会館の1階2階に収めました。
室内に入れるものはブーゲンと黄色のハイビスカス。
室外の温室には赤系のハイビスカスと月下美人を入れることになります。
黄色のハイビスカスは赤色に比べて特に寒さに弱いですからこれから5℃以下になる予報が出た場合はストーブを用意することになります。特に会館1階部分は新築物置の高さによって以前より日照を遮るようになってしまいました。
この時期火災の報が毎日のようにありますが、暖房器具を原因とした失火が多いよう。十分に注意しなくてはなりませんね。
さて、油といえば古来から「荏胡麻」。
ブログでは大山崎の油座で記しています。
私はこの荏胡麻油を思い出すとついつい山崎の合戦で明智軍が勝つために・・・と連想を膨らませます。
合戦地についてもブログで触れていますが秀吉軍36000に対して明智軍15000という数字は明らかに正攻法での戦いは無謀であるということを示しています。
地の利を生かし、待ち伏せできる場所ですのでこの大量に手に入れることができたであろうその地の油を使わない手はなかったのですが。
私がもし明智軍の指揮を取らせてもらえるなら湿地帯にあらかじめその油を巡らしておき、秀吉軍を迎え撃たずに半分程度を背後の天王山や男山に配しておきます。秀吉軍が山崎の低地に進入するのを見届けて伏兵に火を放たせ、また坂の上からは樽に入れた油に火を放って転がすなどすれば・・・の「たられば」してしまいます。
火炎に三方を囲まれて動けなくなって後ろに引こうとするところを背後二方面から攻め立てるという算段なのですが。
そのためにはやはり天王山は押さえておかなくてはなりませんでした。
さて、友人の「奥の墓道氏」の仕事は「油屋」。
大手の食用油を作る会社です。当たり前ですが各種油について詳しいものがあります。
〇が高価で×が安物、〇〇が体に良くで△△はダメ・・・などとよく耳にします。
最近は食用の油について色々な角度から検証されて、できるだけ「健康によろしい」ものを選択するという傾向にありますが、彼宅では今「オリーブ油より安価なアマニ油Mix」を使用しているとのことでした。✖の代表的なものといえばトランス脂肪酸(ショートニング マーガリン)。
アマニ油のメリットは「ω-3脂肪酸」ですね。
中性脂肪、悪玉コレステロールの減少、虚血性心疾患、血栓の予防脳の神経伝達の向上に効果があるといわれていますがこれは今流行りの「サバ缶(水煮)」と同様の効果。脂肪を落として血管まで強くするといいますからね。
先日はイヌイットの子供が「鼻血が止まらない」という画像をNHKの番組で見ましたが、これはどういうことかといえば「血液がサラサラすぎる」ということ。要は固まりにくいのですがそれは今私たちが一番に恐ろしく思う血栓と心疾患が少ないということを言っているのと同様。
彼らが食生活として主に摂取しているのは「魚」であることはわかりますが、中でもアザラシを食しているといいます。
そのアザラシの油が「ω-3脂肪酸」たっぷり。
その番組でも明らかにしていましたがそのアザラシ油に代わる油がエゴマ油なのでした。
大手油脂メーカーでは取り扱っていませんので我が家では日本国内で古くから荏胡麻油の販売を手掛けているメーカーから取り寄せています。
その油は基本的に「酸化」と「加熱」によって効果がゼロになるといいますので、加熱せず直接食したり(何かにかけて食すのは皿に残るなど無駄があります・・・)冷蔵庫に保存してできるだけ早めに使い切ることを心がけています。
年金はまともではロクにいただけませんので70歳支給を思料。すると図々しくも90歳くらいまで生きる目標としてそうなれば尚更「血管の劣化」についてかなりのウェイトで配慮しなくてはなりません。
まぁどこで往生するとしても血管系の疾患による後遺障害でベットに張り付いて寝ている余生は・・・想像するだけで震えが来ます。
コメントをお書きください