図書館に行こう 健康寿命 長久手 堀秀政本陣址

「身の丈にあった成長」。

マレーシア首相の打ち出したイスラム金融の考え方は案外とすばらしい、これからの資本主義の在り方なのかと考えさせられました。昨晩のNスぺ「借金に潰される」を視聴して。

世界中の企業も国も個人も借金まみれの世の中でもうこれ以上の成長(資本主義)はありえない・・・という専門家の話には少しばかりショッキングでしたね。

そもそも借金というものは成長するための手段で再投資に向かうものなのですが、その回収というものが想うようにいかず、最悪借金のために借金をするという自身がんじがらめの破綻状況に陥るというところを見せつけられ今後世界の人々は最悪の痛みを味わうかも知れないとのこと。

 

やはり「For a Few Dollars More」と「柄にもないことをするからだ」(→ブログ)はすべての人々に対する教訓ですね。

 

テレビ番組としては上記番組の直前の大河では一応はガトリング銃と河井継之助という名前(人物登場はありませんでした)だけは台詞の中で登場していました。

これからの巷間評価が上がることが楽しみです。

 

そしてまた、一昨日の同局の「AIに聞いてみた・・・健康寿命」なる番組のいろいろには驚かされました。

特に「へ~え」と口を開けて視聴したテーマは、健康寿命には一番にそれをあげたくなる「運動と食事」よりもずっと「読書」が大切であるというところ。

驚きのデータを紹介されていました。

まずは健康寿命の第一位として登場した山梨県。

何と人口10万人あたりの図書館の数が全国1位という件。ただの偶然とは思うべからず。図書館が近くにある人の要介護リスクは「低い」という数値も出ているよう。

しかし山梨県の図書館数は(10万人あたり)全国平均の2.61館と比して6.59館と突出しているのは凄い数字です。

牧之原市相良庁舎に併設されている図書館はその名は図書館ではありますが私がこれまで見てきたそれとは比較にならないほどの寂しさがありますからね。

 

しかしそれでも図書館に行って本を探して読むということが何よりの健康長寿であるのですから、大切な存在です。

番組によれば図書館に行って図書を探すことそのものが運動に繋がっていてそれをひも解くことによって脳に知的刺激を受けまた、かつての経験、記憶が呼び起こされて次の新たな行動を起こすスイッチになるとのこと。

暇があったら図書館やお隣の史料館で適当に目についた本をいじくりまわせばいいですね。

まぁ私には土蔵から出た多数の古文書が控えていますが。

 

さて、昨日は唐突に名古屋界隈のお寺を昔の画像から引っ張り出したわけですが本日も同様です。

以前の小牧山城から池田輝政討死の碑周辺(小牧長久手戦)、かなり広範囲ですがその際に立ち寄った場所です。

 

こちらはやはり斎藤家から信長→秀吉と天下盗りを渡り歩いてその勇猛果敢を全国に知らしめた堀秀政の長久手の本陣跡。

本願寺との関わりは同じ信長家臣団の森一統と同様にあったようです。

拙寺御門徒に美濃出身の堀さんがいらっしゃいますが美濃と言う地も近江・北陸と同様真宗の繁盛した地だったのでしょうね。

 

家康軍の押せ押せムードの中、知略によって家康軍を敗走させたことはその後の秀吉の対家康との交渉で優位に働いたことは言うまでもないこと。ちなみに秀政にやられた徳川方武将は大須賀康高に榊原康政といいます。

 

彼が本陣を置いた場所が「桧ヶ根」という小高い丘の上。

今となってはそのような風情はまったく感じませんが当時は見渡しのイイ場所だったのでしょうね。付近を流れる香流川を堀に見立てた本陣だったのでしょう。

現在は公園化して長久手市中央図書館が建っています(場所はこちら)。

きっと付近の方々は健康寿命の長さを享受していることでしょう。 

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コメント: 2
  • #1

    野村幸一 (月曜日, 15 10月 2018 00:49)

    大澤寺と本証寺の関係における古文書、あると良いなと思ってしまいますね。特に慶長から数十年の間の古文書などがあると何か手掛かりとなる情報が出てくるやもと…

  • #2

    今井一光 (月曜日, 15 10月 2018 10:51)

    ありがとうございます。
    今回の「土蔵発掘」でたくさんの文書の類が出てきていますが
    殆どのものが拙寺が波津の地(田沼以降)に参ったあとのことです。
    それは度々の火災に見舞われているということでしょう。