台風21による関空の被災は関西地区経済に相当ダメ―ジを与えているとのこと。1日約2万人の海外からのお客の流れが止まってしまったといいます。
それ以外の施設の完全修復もありましょうが、あの1つしかない橋がダメなら本格再会などまだまだ先のこと。
タンカーの衝突した事故ですが誰が一番おカネを出すかで揉めているようです。すべてがお粗末極まりないですね。
空港を海に作ると言い出しあの橋1本で大丈夫と太鼓判を押したのはお国の責任。すでに民間委託されていますし恩恵を得ているのはまさしく大阪経済圏。
みっともないなすり合いはやめてさっさと何とかしないときっと海外から「日本は口ほどにもない国」といった烙印を押されましょうしこの経験を生かして次の台風災害への対策を整えていかないと「旅行に行っても酷い目に遭う」と揶揄されます。
私の単純な疑問は気象海象に詳しいはずのタンカー船長さんが反時計回りに回転する直撃台風をやりすごすに何故にして橋の手前にいたかということと船舶等の直撃をまったく考慮していないあの橋そのものです。
また橋の台風来襲側(太平洋側)に消波ブロックを並べて置くことなどできなかったのでしょうかねぇ。
何せそういう時は「想定外」で誤魔化せばイイのでしょうが。少しはおカネの負担割合も含めて「その時」を想定してもらいたいです。
キリがないほど細かい「想定」をしていくことが安全につながるのですが。
ということで今、関西の観光地は外国人旅行者の激減によりかなりスカスカの様です。
私どもにとってはこの混雑回避はこのうえなく有り難い事ですので是非にこの際関西方面に触手を伸ばしたく思います。
ただし天気予報を見れば秋雨前線が停滞して青空は期待できませんね。
春先の京都で激しい混雑といえば龍安寺に仁和寺周辺。
まぁこの二つのお寺は年がら年中混みまくっていますが・・・。
仁和寺宝物館近くにお花を持った金銅仏が鎮座しています。
その名を金剛華菩薩。大日如来にまつわる菩薩という意味でしょうが、こちらは「御室(仁和寺)流華道」の象徴仏。1981年に作られたのは宇田法皇1050年忌記念にあわせて。
昨日、牧之原市の発掘調査を担当している松下氏と話しましたが金属製の遺物が出た場合、X線レントゲン装置にて検査する場合があるといいます。
錆に覆われている刀剣や甲冑など、金属類には有効のようですが、私が検討依頼している木仏対応はなかなか難しいというのがその意見。
榛原病院のCTスキャンはやはり「人間専用」ということで却下されたそう。聞くところによれば以前はなんとかうまいことやれた場合があったそうですが、厚生省あたり?の厳しいお達しがあってできなくなったと。
静岡県文化財課にはそのX線機器があってモノによっては紹介いただけるとのことでした。
やってみなければわかりませんが、木仏ですから透過してしまって何も映らないのでは・・・静岡なら近いですからチャレンジするのも一手。
①が「金剛華菩薩」。龍安寺側の上り路を上がると雑踏から逃れられて画像の如くの築地塀が。
⑤は京都タワーの向こうに東山見える図。
この坂を上っていけば宇田天皇陵ほか龍安寺の裏山を彷徨うことができます。
まぁ龍安寺裏山は墓だらけといっても過言ではないですね。
それでも地元ハイカーとはすれ違いますがどう迷ったかスマホ地図を見ながらの外国人も散見しました。
今限定、混雑がない京都を楽しめるかもしれません。
コメントをお書きください