お盆明けの16日に友人を静岡まで送りました。
そこで昼食を彼に振る舞われたのですが、私はお手軽なファミレスのランチを所望しました。
値段もさることながら駐車場が併設されていることが何より有り難い。よって静岡駅近ではなく少々離れた場所で手を打つことになります。
食事を待つ間、最近の私のテーマというか特に忌み嫌っているプラスチックストローの件が話題になりました。
ちなみに私はストローは使用しません。
昨朝もTVでウミガメの鼻に突き刺さっているストローを引き抜くシーンを見ました。出血し痛みからか嫌がるカメはとても気の毒に思いましたね。
世界ではこのプラのストローを廃止して行こうという動きがあって日本のそのメーカーが「できるものならやってみろ」風(少なくとも私にはそう聞こえました)の言葉を聞きました。
そこでこの件、日本企業にしては早々に「ストローやめた」の声が上がってきて感心、うれしく思いました。
コストがかかることよりも今早急に取り組まなければならない問題であることを訴えるにそちらは十分メジャーなレストランチェーンですからね。
そのニュースの冒頭の部分を転記すれば
「2020年までに、国内外3200店すべてでプラスチック製ストローの利用をやめる。
環境破壊や健康への影響から大量使用に懸念が高まっており、国内外で規制が強まる見通し。米コーヒーチェーン大手のスターバックスなどに続き、日本の外食大手で初めて廃止に踏み切る。」です。
画像④は静岡「ガスト」の食事前に用意したドリンク。
すかいらーくグループでは年に1億500万本のストローを消費し、そのうち「ガスト」が6000万本といいます。
それらが全廃されれば喜ばしいことですのでこれからは外食の場合は「ストローやめます」の店を率先して利用しようと思います。
その次はペットボトルの対処ですね。
またレジ袋やゴミ袋は「生分解性プラ使用」を選別の対象とすることにします。
環境に配慮できない店・企業は淘汰されていくはずです。
またそれらをこれまで同様に生産し続けようという企業も消滅の途を歩むことになるでしょう。企業も進化していかないとダメ・・・。
さて、大阪では警察から逃げて盗んだバイクで好き勝手という騒ぎが日夜報じられています。しっかりしていただきたいですね警察のみなさん。
それにしても相変わらず仏像泥棒の件はここかしこで耳にしますが、私どもにとって物騒このうえなく「嫌な時代」としか言いようがありませんね。
時間というものが人を変えることはわかりますが一昔前で仏像を気軽にかっぱらうなどいう話はそうはありませんでしたから。
人の心が荒んでいるに違いありませんがこれは欲しい人がたくさんいてカネになるということですね。
ネット検索すれば「掘り出し物の仏像」が「普通に登場し普通に落札」されている姿を見ます。
仏像の金額は作風容姿と大きさ、そして推定製作年代によって差が出ますが、一番に値が張るのはお国のお墨付きのあるもの。
要は重要文化財や国宝の指定されたものなどは特に中国あたりのコレクターからの引き合いが多く、億単位は当たり前の取引となるとのこと。
皮肉にもお国がお墨付きを与えたことが「高額商品」を生んで盗品の対象となるのでした。
仏像に限らず文書・美術品も同様で、需要(欲しい人)があればカネの匂いがするものなのか、ひと儲けの種にする輩が出るのです。
私の存じ上げるお寺で文書や美術品の盗難に見舞われている寺がありますが、そのうち1件はまったく手掛かりもなく品物は戻っていないといいます。
また1件は驚くことにどちらからか買い取り打診の連絡があったといいます。
盗難にあったものを「買い取ってくれ」の理不尽には腹が立ちますね。
ネット上の仏像に関して盗難の有無をチェックするその道のプロがいるようですしネット上の不特定多数に購入を呼び掛けるオークションのようなものでしたら探索のしようがありますが、国外に出てしまったり自宅の仏間など個人的な礼拝や趣味の対象にされてしまったらまずは発見できないでしょう。
本当に油断のならない時代です。画像とデータチェックはイザと言う時用の追跡調査がしやすいように念入りにしておきたいですね。
ここで一言・・・仏像と国を盗む輩は地獄へどうぞ。
画像①②③は清水堂より。
①は薬師如来②増長天③多聞天。
無指定でも小型のものは特に狙われやすい。
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